2015年2月6日金曜日
【やる気】子どもを物で釣ったり脅したりするのを止めてみる。
子どもにやる気を出させるためによく口にしていた言葉があります。
「宿題が終わったらお菓子食べていいよ。」
とやんわり口調の時もあれば
「お菓子食べたいなら宿題が終わってからね。」
という条件付きのちょっと高飛車な口調の時もありました。
子どもが小さいうちは上手くいっていました。
ですが、小学校に入ってしばらくすると、効き目がなくなってきました。
大好きなお菓子をもらっても、大好きなおもちゃを提示しても、
「やりたくないものはやりたくない!!」
大好きな飴をもらっても、やりたくないものはやりたくないんです。
そうです。子どもたちは、何が重要かわかっているんです。
飴なんかもらっても、やりたくない宿題に取り組むのは苦痛でしかありません。
飴玉ではその苦痛は緩和されないんです。
私たち親はそれにちゃんと気づかないといけません。
親の目的は「宿題」をやってもらうことです。
苦痛な宿題をさせるために必要なことは何だと思いますか?
宿題をやらなかった場合の状況をいろいろ想像させて怖がらせてみますか?
学校で怒られる姿。
宿題をやっていないのは友だちの中でもただ一人。
成績が落ちていく姿。
いい学校に行けない姿。
それとも、お小遣いを減らすと脅してみますか?
言うことを聞かないなんて、そんな悪い子なの?と責めてみますか?
これらは自分の口から出してみるとわかりますが、余り気持ちのいいものではありません。(^_^;) できれば言いたくないですよね。
しかも効果はほとんどありません。
下手したらプチトラウマになり兼ねません。(^_^;)
ではどうすれば子どものモチベーションが上がるのでしょうか?
しばらく考えてみてください。
ご自分のモチベーションが上がるのはどんな時でしょうか?
・・・
・・・
それはズバリ!
宿題が終わった時に親のあなたがやることを事前にやることです。
宿題が終わったら言うであろう事:
「もう終わったの?」
「すごいね〜!」
「さすがだね〜!」
「これで心おきなく楽しく遊べるね〜!」
「やらないといけないことが終わったら気持ちいいね〜!」
これに似たようなことを事前に言うには、、、
「今やり始めたらあとで遊ぶ時間がたっぷりあるね!」
「気になる宿題が終わったらすっきりするよね!」
「気持よく遊びに集中できるね!」
「先生に怒られる心配も減るよね!」
「先生に言い訳も考えなくていいから学校に行くのも楽しいよね!」
「宿題ちゃんとやったら友達にも自慢できるね!」
「宿題が全部終わった時、どんな気持ちになるかな?それを味わいたくない?」
「宿題やってきた人?と学校で聞かれて自信たっぷりに手を挙げるのって嬉しくない? それを味わいたくない?」
「むずかしい問題があっても、がんばってそれがわかった時ってどんな気持ち?バンザーイって叫びたくなるよね!それを味わいたくない?」
いかがでしょう?
親として言っている姿を想像するだけでも楽しいですよね! 気持ちいいですよね!
私も書きながらワクワクしてきました。(^_^)
嫌だと思っている宿題に嫌々取り組ませるのではなく、
嫌だと思っている宿題に楽しく取り組んでいる姿を想像させることで、
モチベーションは格段に上がります。
ぜひお試しください。
参考動画:ダニエル・ピンク「やる気に関する驚きの科学」
報酬を与えたら効果が上がるか?
お金を出して作った百科事典 vs 報酬ゼロのWikipediaとはどちらがすごい?
などが数値を含めて紹介されています。(^_^)
2015年1月1日木曜日
海外生活20年。アドバイス業、開始いたします。
2015年は私にとってはフランス生活丸20年となる大きな節目の年です。
振り返ってみるとたくさんのことができるようになりました。
・フランス生活20年(国際結婚)
・バイリンガル子育て歴18年。(フランス生活がメインですが、百人一首が得意で和服も好きな子どもたち。)
・仏日交流イベント歴18年。
・日本語個人レッスン歴19年。
・日仏二ヶ国語対応パソコン設定・修理アシスタント歴15年。
(PC、Mac、スマートフォン、インターネット設定)
・自然食・自然療法歴9年。
これらを活かしてアドバイサーとして歩み始めることにいたします。
要するに今までほぼボランティアでやってきたことを仕事として行うわけですが、「代行業」は避けたいと思っています。
私がお手伝いしたいのは、
「現状のままでもいいけれど、もうちょっとだけ進歩できたらいいな〜」と思っている方へのアドバイスやお手伝いです。
折り紙を例にしてお話しすると、、、
「鶴を折ってください」と頼まれるよりも「鶴を作りたいけれど1人ではうまくいかないので手伝ってください」と頼まれる方が嬉しいです。
パソコン作業ならば、
「パソコンを買ったから設定お願いします」と頼まれるよりも「ちょっと開いてみたけどわからないことだらけ。とりあえず何をしたらいいのか教えてください。」と言われる方が嬉しいです。
どうしてこう思うのかというと、、、
もうちょっとたとえ話を続けます。
先生が作ったきれいな鶴と、ちょっと形が崩れているけれど自分で作った鶴を思い浮かべてみてください。
自分で作った鶴では「むずかしかったな~」や「面倒だったな〜」という気持ち、出来上がった時の「達成感」を思い出すことができるのではないでしょうか?
1回目は不細工な鶴でも2回、3回と折っていくうちにどんどん整ってきますよね。
そうすると嬉しくなりますよね。
私はそういう小さな歩みのお手伝いをしたいのです。
私は以下のことはしたくありません。
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