2008年5月16日金曜日

進級

3月末、子供たちの学校からの通知が来た。

「来年もこの学校に通学することを許可します。同意しますか?」



そして5月初めの通知

「次の学年への進級を認めます。同意しますか?」



今年も二人とも落第せずに済みました。



でも昨年は次女の小学校で退学させられた男の子がいます。CE2(小3)でした。あまりに態度が悪いので、「他の学校に行ってください」と言われたそうです。彼はCE1(小2)で一度落第していました。翌年には退学、、、。


ここフランスでは義務教育の公立学校でもこのようなことがあります。その弟さんは以前どおり通い続けてます。親は二つの小学校に子供を連れて行ってます。


長女の中学校でも、今年は退学になる子がひとりいるそうです。そして「落第は25人中、2人ぐらいいるかも」とのこと。

2008年5月13日火曜日

子どもを誘拐から防ぐ七つの知恵

偶然見つけた“SweetHeart 世界子育てネット”より

“子供を誘拐から防ぐ7つの方法”



○うちの子供たちの一人目の空手の先生(男、現在45歳)は、14歳の時、車に押し込められたことがきっかけで空手を習い始めたそうです。

○パリに住む姪っ子は、14歳の時、朝の通学時に車に押し込められましたが、暴れに暴れて何とか逃げることがでたそうです。場所は人通りも普通にあるところで、特に奥まったところでもなかったようです。


我が家を通るバスは一時間に一本しかなく不便なため、娘たちがひとりで外出するにはまだ数年かかるとは思いますが、注意するに越したことはありません。


合気道やってる友人は、「力では負けるから目とあごを狙え」って言ってたっけ?


このHPみたいに車を壊すことを教える、、、なるほど。未来少年コナンをまた見せよっかな?

2008年5月9日金曜日

中学の修学旅行

長女の中学校で、2週間後の修学旅行の説明会がありました。内容は“コートダジュール5日間!”香水のグラース、陶芸のヴァロリス、アンチーブのマリーンランド、ニース、モナコ、そしてカンヌ近くのサント・マルグリット島の城砦。

修学旅行の日程のお知らせが来たのが12月。まず「興味がありますか?」というアンケートでした。子供を行かせるか行かせないかという質問に我が家の回答はOui、予約金と一緒に返事をしました。そして1月終わりに2回目のお知らせ:「定員オーバーなので、学校側でセレクトします。」 3月終わりのお知らせ:「セレクトされました。残金をお納めください。」

結局、6eme(中一)75人のうち、53人が修学旅行に行きます。行かない生徒はその期間、普通に学校に通います。

修学旅行には全員が行くわけではないのです。小学校でもありましたが、「そこはもう行ったことがあるから行かせなくていいんです」というのが第一の理由。今回のコースは我が家も一年前に行ったところばかり。でも修学旅行は勉強しに行くわけですし、「うちの子は行かなくてもいい」な~んて考えた事はありません。行かせなくていいという考え方は、日本の教育を受けた私にはとっても不思議。

経済的理由で行けない子供ももちろんいます。でもこれはみんなで協力したり(クリスマスカードを売る、学校でビンゴを企画するetc)、市からの補助金で補うなど、いくつか解決策があります。因みに今回の参加費は280ユーロで月謝の2.5か月分。一日あたりにすると56ユーロでベビーシッター7時間分。

で、今日の説明会。持ち物にはうるさくなく、ゲーム、ipod、携帯電話も自己責任で持参OK、衣類は気候を考慮して用意すること、靴は歩きやすいもの、見学時はミニリュックを使用する、という内容。

一番時間を割いたのが、男女同じ階になるのかどうかという点。参加者が男子19人、女子34人と偏っているので、女子2部屋がどうしても男子と同じ階になるのです。男の先生は女子の部屋を見回りに行かないという説明があると、見回り交代時間まで知りたがる人もいたし、シャワー室から出てくるところに男子の部屋がないかどうかを尋ねる親もいました。ま、この学校はカトリックだし、敬虔な信者なんだろうなと黙って聞いてましたが、「島に行きます」の説明の後に、同じ親が「どうして泳がせないの?季節もいいし、もったいないわぁ。」 男女が同じ階に寝泊りするのは嫌なのに、水着で一緒に泳ぐのは許せる? 

説明会の40分間、楽しませてもらいました。この国には私が理解できんことがまだまだありそうです。

2008年5月6日火曜日

NHK やさしい日本語

NHKのラジオ講座のネット版「やさしい日本語」が5月入ってやっとリニュアルされました。
http://www.nhk.or.jp/lesson/french/index.html

今までよりもずっといい!mp3をダウンロードできるし、テキストもpdfになったし、、、。早速、日本語初心者の友人たちに教えました。

私も時々聞いてます。一回が6分半と短いし、フランス語での説明はとても勉強になります。

次は英語で聞こっかな~。

2008年5月5日月曜日

南仏の洞窟

南仏のLe Thorという村に弓道イベントの打ち合わせに行きました。一通り話が済んだ後、せっかくだからと近くの洞窟へ。

http://grottes-thouzon.com/

自由には入れません。フランス語ガイドさんとの見学のみ(英語・独語は要予約。説明書は数ヶ国語あり)。気温13度の洞窟に45分間滞在。

秋芳洞に比べるととても小さい規模でしたが、ガイドさんの説明はとても丁寧で、勉強になりました。狭いながらもいろいろな鍾乳石や石筍が凝縮されてるんですね~。でも水の少ないところにあるらしく、日本のようにいつもポタポタしてません。ここの鍾乳石は100年で1~1.5cm伸びるそうです。これが早いのか遅いのか、、、?


因みにフランス語で
鍾乳石:stalactite(F)
石 筍:stalagmite(F)
説明を聞いてて「どっちも同じ名前かぁ」と思ってたけれど、調べてみたら数文字違ってました。ハハハ、、、。でも人間ガイドさんの説明は、貸し出し音声ガイドと違ってすごく頭に残ります。

参考
http://homepage1.nifty.com/uraisan/yakata/e93.html
には南仏の洞窟がいくつか紹介されています。