ラベル こどもたち の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル こどもたち の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2009年11月18日水曜日

成績表

中学校で一学期途中の成績表を受け取ってきた。

二人とも14.5。(20点満点) クラス平均よりは上でした。ちなみにクラスの優秀者は16.5-17。


数学と芸術はばっちりなのに、体育と仏語・英語がかなり足を引っ張ってます。体育は体格がみんなより一回り以上小さいから目を瞑るとして、、、問題は語学。夜の読書タイムは日本語ばっかりだもんな~。でもそろそろ仏語の本を読むようになってもらわんと、、、これから大変だよな~。パパも二人の仏語レベルにはあきれてるしな~。

先生からのコメントは「言葉をもっときちんと選んで話しなさい。」

(ボキャブラリーが少ないから仕方ないよ)と思いつつ、何も言わずに聞いてました。

長女は昨日、宿題でモンテスキューについて調べてました。え?もうそんなの読ませるの? 仏語で? (お母さんはついていけません。(^_^;))

仏語と英語のレベルが上がらない限り、日本語の勉強しろなんて言えないです。

2009年9月6日日曜日

新学期始まりました

我が家の子供たちは先週新学期を迎えました。

長女 4EME(中学第3学年)、次女6EME(中学第1学年)


長女はスペイン語が始まります。これで学校での語学は仏語、英語、ラテン語、スペイン語となります。家では日本語も少々(日本語でドラマや漫画に触れる程度かな)。理科も歴史も教科書が昨年の倍の厚みがあります。チラッと見たけど、歴史=宗教と王様のことばっかり、、、。重点を置くのは18-20世紀だそうです。

10月末には県からノートPCが支給されます。

次女は私立の中学校にしたため、同じ小学校から誰も来ていません。初日登校前は寂しそうでしたが、でもあの性格ですからね、下校時には友達に囲まれて出てきました。聞いてみると自分からすぐに声を掛けたとの事。二日目学校に行くのが待ち遠しいくてたまらない様子でした。

でも二日目には数科目で宿題が出されたようで、、、帰宅直後に机に向かい、黙々とこなしてました。仏語の宿題が難しいから手伝ってと言われたのですが、、、私の手には負えません。夜に主人とバトンタッチ。横で説明を聞いていると私が理解した内容とは全然違うのでちょっとショックでした。

次女のクラスはスポーツ強化クラス。男子は水球、女子はバレーボールです。これ、本人が入学前に決めました。月一回、近郊の学校と試合をするそうです。



南仏の青い空、緑溢れる運動場、遠くにはセザンヌのヴィクトワール山、、、今年ものびのびと楽しい学校生活を送ってくだされ。

2008年12月15日月曜日

大雨の誕生会

今日は長女の誕生会。5eme(義務教育7年目)の子供たちが11人来ました。

外はあいにくの大雨。庭の芝生も駐車スペースも巨大水溜りと化すほどだったので、みんなが家の中で遊ぶことになりました。

例年同様、折り紙と漢字ビンゴ。幸いみんなが盛り上げてくれたのでそれだけで2時間以上が過ぎました。

そのあとはケーキとプレゼント。個性のあるプレゼントが多くて長女も大喜び。

13時半~18時半、無事に終わりました~。


私:折り紙
次女:風船アート(細長いので犬や花を作る)
長女:毛糸でポンポン作り

を担当しました。

お手伝いをしてると子供たちと親しくなれます。学校の話も聞けます。人数が多いと大変なのは確かですが、コミュニケーションをとるには絶好の機会だと思います。みんなが車で登下校する学校なのでどの子が同じクラスなのか全然わかりませんでしたが、今日はクラスの半分弱と話をしたことになります。私なんか顔負けの体型の子、お化粧バッチリの子供も数人いましたが、話してみると結構素直で安心しました。


今日のように庭に一歩も出れない日は、子供たちの出入りがないせいか、あとの掃除がとっても楽でした。



次の我が家での誕生会は2月1日(日)。景品集めをせねば、、、。

2008年11月10日月曜日

理科の宿題

金曜日に出された長女の理科の宿題:月曜日に動物の肺を持ってくること

以前から予告はされていたが、子供も私もすっかり忘れていた。「お肉屋さんに行けば簡単にもらえるから」という先生の助言を信じて、とりあえず近く(Puyricard)のお肉屋さんへ。

「前もって言ってくれたら頼んであげたのに。今から頼んでも僕は日・月は仕事しないから間に合わないか。残念、、、」

二軒目、av pasteurのお肉屋。若いお姉さんがとても丁寧に対応してくれたが、残念ながらなかった。「うちは業者からの配送が水曜日だから、その前に言ってくれたらよかったのにね。もう少し行ったら他のお肉屋さんがあるからそこでも聞いてみて。」

三軒目、Rue de la M.FOCHの豚肉屋。「ごめんなさい、今日はないわ」

四軒目、豚肉屋の向かいのウサギやキジがぶら下がってるお店。
「何の動物でもいいのかい?それならこのウサギから取ろう。新鮮だよ~。何が必要だって?肺だけ?でもせっかくだからこの辺全部あげよう。」と言って、食道、心臓、肺が付いた状態で切り取ってくれた。「いい常態で観察できるように、当日朝には冷蔵庫から出して大丈夫だよ。」


各お店で大体10~20分待たされた。天気のいい土曜日は、市場もすごい人だし、お肉屋さんも店の外まで列ができている。でも並んだ甲斐があった~。しかもどこのお店もフランス人とは思えないくらい対応が良かったし、、、。(子供自身が聞いたからかな?)


結局この四軒目では他に鳥もも肉も買った。余分な皮と脂分をすごく丁寧に取り除いてくれた。20分ほど並んでいる間に接客の仕方も見ていたが、ここ、とってもいいお店。


帰りがけに小学校教師をやっている友人に会った。
「私もCM2(小5)にやったことあるわ。でもこんな可愛い肺でじゃなくて羊のでね。ウサギの肺ならストローで息吹き込めるけど、羊はそんなんじゃぜんぜん膨らまないからね、輪ゴムとガムテープで締めないといけなかったし、膨らませると臭いし、、、大変だった。もう二度としたくない」



さ~て明日の授業、みんな何の肺を持ってくるかな??

2008年7月28日月曜日

伝統工芸にふれる




夏休みイベント3.伝統工芸にふれる!

畳作り
ソラリアプラザ1Fで行われていた福岡職人展で畳作り体験。い草のいい香りがするミニ畳を作りました。とても大きな針で畳表と縁布そして厚手の和紙を縫い付けます。意外と力が要る作業だったようですが、チクッとするのも数回しかなく、楽しかったとのこと。


博多曲物
http://www.e-shizenkan.com/tanpopo/special/200801/
レストランで偶然お会いした柴田さんが博多町屋で実演なさっていると聞き、早速行ってきました。私もご飯はおひつに入れているし飯台もよく使うので、曲物はとても興味あります。いろいろ質問できました。木の香りがいっぱいでその場にいるだけで気持ちよかったです。いつか工房のほうにも遊びに行きますね。


博多織
http://www.hakatamachiya.com/
博多町屋での体験。子供たちが20分ほど機織りの体験をしました。見た目以上に手も足も使って大変だったということです。体験したのはお馴染みの横糸を通してトントンと締める作業でしたが、私が気になったのは縦糸。博多織の帯には4800本の縦糸があり、これを機織り機にセットするのに3日はかかるそうです。一本一本丁寧に通していかないといけないですからね。多いものは8000本になることもあるとか。「57年やってて飽きたことがない」という木村さんのお話は子供たちにも印象深かったようです。


博多包丁
http://softandmellow.blog5.fc2.com/blog-entry-486.html
ここの大庭さんにも先日偶然レストランでお会いしました。ちょうどひとつフランスに持って帰りたかったので早速買いに。「サイズが半分になるくらい可愛がってよ」と言いながらみせてもらった包丁はまったく別物のように小さいものでした。
とりあえず普通のを購入しましたが、下手な私が研ぐよりも、毎年持って帰ってお願いしたほうがよさそうです。


大川組子
アクロス福岡2Fで行われている「木と土の共演」 
7月28日(月)~8月3日(日) 10:00~18:00
木の香りが心地よい展示会場。素敵な机や家具がたくさんばかりでしたが、子供たちでもできる組子のキットがあったので購入しました。(写真3。直径約15cm)
付属のボンドは使わないでいいほどきっちりとカットされており、子供たちもびっくり。でもこれ、一度作ったら解体できないので、このままフランスまで持って帰ります。ワイン置きにしてもいいし壁に飾っても素敵だし、あといくつか買って帰ろうかな~。

2008年7月14日月曜日

小学校体験 最後の宿題

今週は小学校体験最終週。期末テストはあるけれど、宿題はないだろうと喜んでいた子供たち、、、

期末テストは漢字以外は予想以上の点数をとれたようで、本人たちは満足。私は点数なんかどうでもいい。「テストをやってみてわかるところがたくさんあった」という感想に大満足。

宿題は確かに少ないが、二人ともクラスでお別れ会を企画してもらうようなので、そこでの挨拶文を考えておいてね、と先生に言われたそうです。

毎年のことではあるけれど、低学年の時のように「楽しかったです。どうもありがとう。」だけでは済まされない様子。よってこれが彼女らの最後の宿題となりそうです。

がんばって考えてね~。

2008年7月11日金曜日

小学校体験で思うこと

日本の小学校に体験入学して3週目が終わろうとしています。

二人の一日は、、、

朝8時に登校。25分ぐらいから掃除。二人とも高学年なので、それぞれの持ち場で下級生に掃除の仕方を指導しないといけないのに、やり方がわからずに最初は教えてもらっていたようです。でも先日学校横を通っていたら、一人が校庭を掃除してました。なかなか上手。(今度は家でもやってね。)

給食時間は牛乳必須、でも慣れない料理が多いので、おかずは少なめよりももっと少なめにしてもらっているそうです。余談ですが、日本の牛乳って、真っ白ですね。向こうのと何が違うんでしょう??

休み時間は午前中に一回(中休み)と給食後の昼休みの二回。二人は委員会(体育・図書)をやっており、休み時間は貸し出しのお手伝いをやっているそうです。これ、フランスにはないことなので、すごく楽しいらしいです。暇があれば図書室の本を読めるし、日本の体育道具はいろいろいっぱいありますからね~。一輪車の練習時間が取れないのが残念だとか。

下校はだいたい16時半。一応私が迎えに行ってます。

おやつの後は宿題。いやいや、6年生は大変だ~。学期末なので見直しする部分が多いこと多いこと。先週の週末は計算ドリル15ページ。文章題が多くて意味わからんし、先生の説明もフランスと違うのですぐにはピンと来ないしで、結局5時間もかかった~~。たとえば「花だんになえを植えます」の「なえ」ってな~に? みたいなのが山のようにあるんです。あまりにたくさんあったので、途中から文章題読ませずに私がフランス語で言ってあげたのですが、先生の教えたとおりに式を書かないといけなくって、結局日本の考え方で式を書き答えを求めるという、回りくどい方法でやりました。答えだけあっててもだめなんですね~。私のシンプルな計算方法は却下。最後のほうは私もヘトヘトで、回答をそのまま写させました。

次女は宿題ほとんどなし。理由は中休みと昼休みに先生と漢字のお勉強をしているからだそうです。


全体的にみて、勉強が難しすぎてついていけない様子。毎日疲れてますし、家でのイライラ度が高いですから。昨年までだったら買い物行こうか?というと必ずついて来たのに、「ちょっとじっとしていたい」と言うことが多いです。それに毎日毎日でる宿題。これで2時間はとられますので、その後夕食・お風呂・就寝と思うと、子供たちと何もできません。TVも2~3度しかつけてないです。見る暇がない!

あ~あ、「ノー宿題デー」があれば家族で買い物行ったりゲームしたり外食したりできるのに~~。フランスで通ってる学校みたいに全然ないのも困りますが、あまりに負担になるっているので先生に「宿題免除日をください」とお願いしようかと本気で考えました。家では「あ~、宿題しないと~」とおやつ食べながらでも気になってしまい笑顔が出ませんし、、、。ほかの子供はみんな普通にやっているのだろうか? 例え10分で終わる宿題も、全然ないならそれだけでストレスが減るんやないかな? 


・・・と思っていたところに学校から配布されたチラシ2枚:

「たまには家族みんなで食事をしたり一緒に遊ぼ!」
「夏休みの宿題:ドリル、自由研究、感想文、、、」

一枚目には子供と一緒に「え~?こんなことわざわざ言わんといかんの?」
二枚目に対しては「そんなに宿題があったらやりたいことをやる時間ないやん!」

そう、こどもはいつもやりたいことがいっぱいなんです。大人が課題を出すのは少ないほうがいいと思うけどな~。それともうちの子だけかな? 暇があったら廃材であれこれ作ったり絵を描いたりするのは?



幸い来週は小学校最終週。プール納会、お別れ会、終業式と、勉強は少な目の楽しい週となりそうです。


「勉強がないのは嬉しいけど、最後と思うとやだな~。」ということです。

2008年7月1日火曜日

日本でやったこと

こちらに着いて9日経過。

1日目:区役所で転入届。学校用上履きを買って、小学校へ挨拶。足りない教科書のチェック。次女の足りない分は長女のでまかなうと言ったにもかかわらず、同じものが支給された。(教科書の無駄使いと思うけどな~。)

2日目:子供は学校初日、私は弓道初日。午後は髪を切る。

3日目:道場で先生に指導を受ける。手の内と勝手、胴作りと離れ、、、ほとんど全部を直された。一年間成長してないってことやね。

4日目:私と次女が午後からダウン。お腹のリズムが整わず、時差ぼけが治らなかったせいだと思う。次女は学校給食で牛乳(仏より乳性分が強い!)だけは残さないように先生から言われ、無理やり飲んでいた。マクロビ実践者にはつらい、、、。よってこの日は吐きまくり。胃が空っぽになっても黄色い胃液吐いていた。その後は犬猫が調子悪いときと同様、昼夜と翌朝何も食べずに学校に行ったが、学校では給食も全部食べたようだ。元気に走って帰ってきた。

5日目:学校からドリルを受け取ったらしく、宿題開始。漢字練習と地獄の単純計算、、、算数はもうちょっと面白い内容にしてくれ~!横で見てても2問で飽きる、、、。

6日目:雨。子供たちは九電エネカンで友達と遊ぶ。私は近くのレストランSio菜で頭蓋仙骨療法の藤牧先生のお話を聞きに行く。助産婦さんの声(最近は羊水がシャンプーのにおいなの。陣痛が起きにくいなど)を例に挙げ、頭と仙骨のつながりと経皮毒の恐ろしさをたっぷり聞きました。(帰宅後、ジョ○ソン&ジョ○ソンのベビーシャンプーで髪を洗ってみたらヒリヒリした。目にもすごくしみた。)

7日目:キャナルとビブレでEASTPAKのバッグを探すが、欲しい大きさはなし。色も希望のものなし。代わりにadidasで靴を買ってやったが、安い!バーゲン+ユーロ高、万歳!!

8日目:人込みを避けるため、必要なものをネットで注文。飯台、風呂敷、椎茸、岩塩、弓道備品などなど。

母親は今週は家の大掃除をしたいらしい。ここ、7月末までに引越しやもんな~。

2008年5月16日金曜日

進級

3月末、子供たちの学校からの通知が来た。

「来年もこの学校に通学することを許可します。同意しますか?」



そして5月初めの通知

「次の学年への進級を認めます。同意しますか?」



今年も二人とも落第せずに済みました。



でも昨年は次女の小学校で退学させられた男の子がいます。CE2(小3)でした。あまりに態度が悪いので、「他の学校に行ってください」と言われたそうです。彼はCE1(小2)で一度落第していました。翌年には退学、、、。


ここフランスでは義務教育の公立学校でもこのようなことがあります。その弟さんは以前どおり通い続けてます。親は二つの小学校に子供を連れて行ってます。


長女の中学校でも、今年は退学になる子がひとりいるそうです。そして「落第は25人中、2人ぐらいいるかも」とのこと。

2008年5月13日火曜日

子どもを誘拐から防ぐ七つの知恵

偶然見つけた“SweetHeart 世界子育てネット”より

“子供を誘拐から防ぐ7つの方法”



○うちの子供たちの一人目の空手の先生(男、現在45歳)は、14歳の時、車に押し込められたことがきっかけで空手を習い始めたそうです。

○パリに住む姪っ子は、14歳の時、朝の通学時に車に押し込められましたが、暴れに暴れて何とか逃げることがでたそうです。場所は人通りも普通にあるところで、特に奥まったところでもなかったようです。


我が家を通るバスは一時間に一本しかなく不便なため、娘たちがひとりで外出するにはまだ数年かかるとは思いますが、注意するに越したことはありません。


合気道やってる友人は、「力では負けるから目とあごを狙え」って言ってたっけ?


このHPみたいに車を壊すことを教える、、、なるほど。未来少年コナンをまた見せよっかな?

2008年5月9日金曜日

中学の修学旅行

長女の中学校で、2週間後の修学旅行の説明会がありました。内容は“コートダジュール5日間!”香水のグラース、陶芸のヴァロリス、アンチーブのマリーンランド、ニース、モナコ、そしてカンヌ近くのサント・マルグリット島の城砦。

修学旅行の日程のお知らせが来たのが12月。まず「興味がありますか?」というアンケートでした。子供を行かせるか行かせないかという質問に我が家の回答はOui、予約金と一緒に返事をしました。そして1月終わりに2回目のお知らせ:「定員オーバーなので、学校側でセレクトします。」 3月終わりのお知らせ:「セレクトされました。残金をお納めください。」

結局、6eme(中一)75人のうち、53人が修学旅行に行きます。行かない生徒はその期間、普通に学校に通います。

修学旅行には全員が行くわけではないのです。小学校でもありましたが、「そこはもう行ったことがあるから行かせなくていいんです」というのが第一の理由。今回のコースは我が家も一年前に行ったところばかり。でも修学旅行は勉強しに行くわけですし、「うちの子は行かなくてもいい」な~んて考えた事はありません。行かせなくていいという考え方は、日本の教育を受けた私にはとっても不思議。

経済的理由で行けない子供ももちろんいます。でもこれはみんなで協力したり(クリスマスカードを売る、学校でビンゴを企画するetc)、市からの補助金で補うなど、いくつか解決策があります。因みに今回の参加費は280ユーロで月謝の2.5か月分。一日あたりにすると56ユーロでベビーシッター7時間分。

で、今日の説明会。持ち物にはうるさくなく、ゲーム、ipod、携帯電話も自己責任で持参OK、衣類は気候を考慮して用意すること、靴は歩きやすいもの、見学時はミニリュックを使用する、という内容。

一番時間を割いたのが、男女同じ階になるのかどうかという点。参加者が男子19人、女子34人と偏っているので、女子2部屋がどうしても男子と同じ階になるのです。男の先生は女子の部屋を見回りに行かないという説明があると、見回り交代時間まで知りたがる人もいたし、シャワー室から出てくるところに男子の部屋がないかどうかを尋ねる親もいました。ま、この学校はカトリックだし、敬虔な信者なんだろうなと黙って聞いてましたが、「島に行きます」の説明の後に、同じ親が「どうして泳がせないの?季節もいいし、もったいないわぁ。」 男女が同じ階に寝泊りするのは嫌なのに、水着で一緒に泳ぐのは許せる? 

説明会の40分間、楽しませてもらいました。この国には私が理解できんことがまだまだありそうです。

2008年2月5日火曜日

うちのこどもたち 誕生会

日曜日に次女の誕生会をした。ついでに長女の学校の友人も招いた。女の子が合計14人。

いつもはチョコレートや飴、チップスなどのつまめるお菓子を始めからテーブルに置いて、自由に食べてもらうのだが、これだとダラダラ食べとなり、メインのケーキタイムにはお腹がいっぱいになってしまう。

だから今回はすべて“漢字ビンゴ”で獲得してもらうことにした。我が家では「これが一番楽しい!」と言われるくらい定番となった“漢字ビンゴ”。
http://910e96.blogspot.com/2010/03/blog-post.html
年に一回しかやっていないのに、みんな漢字覚え始めたようだ。フフフ、これでまた日本ファンが増えたかな? 獲得した景品を翌日学校に持って来る子もいたらしい。手作りテトラポーチもあったからな~。みんな使ってくれるといいな~。

そしてこれまた定番のおりがみ教室。去年は適当に折っていた子供も今年は真剣。みんなすごく上手になっていた。うれし~! どんどんやってねの気持ちを込めて、みんなに100枚入りおりがみをプレゼント。
今年は
http://www.origami-club.com/
からシャツ、花、だまし舟、角香箱、動く鶴の5点。
1時間の予定が無理やり1.5時間で切り上げ。みんな、ごめん。

今回手作りしたお菓子は
-生姜かりんとう
-ミルクレープ オレンジカスタード
-ミルクレープ Nutella(みたいなの)
グルテンアレルギーの子がいたので小麦粉代わりにsarrasin sans gluten(グルテンなしそば粉)を使用。意外と美味しくできた。クレープは一つのケーキに10枚重ねました。

以上、10歳の誕生会のご報告でした。

2008年1月11日金曜日

子供からの便り

天気予報どおり曇り&雨が続いてますね~。気分もどんよりなりがちですが、今日は次女から手紙が届きました。

今週月曜~来週土曜まで13日間の学校行事:Classe de Neigeに行っているのですが、彼女が現地到着後に書いたものでした。ちゃんとパパにはフランス語、私とお姉ちゃんには日本語で、小さなイラストも添えられてました。

行きのバスの運転手さんは知り合いのパスカルさんだったこと、滞在中は昔の造りの学校、博物館、農場を訪問すること、スキー以外にもカンジキ、もといスノーシュー(Raquettes à Neige)を履いて遠足に行くことが書かれてました。

いいな~、楽しそうやな~。

先生方がデジカメ写真を2日に一度、6枚ほど送ってくれるし、電話のメッセージサービスで子供たちの声が毎日聞けます。だからあちらの様子はわかるけど、こちらから子供への発信はできません。

私も手紙を書きましたよ。可愛い便箋探してWORDで下書きしてからペンで清書。いやいや、字がきれいに書けなかったです。子供が読みやすいように丁寧な字を心がけたのは最初だけですぐ流れ字になってしまいました。漢字もトメハネに注意して、漢字にはふりがな付けて、、、。ふぅ。


自分の子供に手紙を書く。何かとても新鮮な気持ちになれました。早く届きますように。

2007年4月29日日曜日

帰省6 小学校体験

4月11日から子供たちの小学校体験が始まった。もう4年目なのでクラスの友達が慣れたもんで、困ることは何~もなし。でも4月の新学期に来たのは初めてなので、うちの二人にとっては初めてのことがたくさんあったようだ。

身体検査。皆が裸になって並ぶのは恥ずかしかったらしい。フランスではクラスで水着に着替えるときにも全く隠さんくせに、、、。

体力測定。10点満点の点数制。やったことない種目ばかりだったため、柔軟以外はすべて平均以下。「でも私より悪い人もいたよ」と既に他人と比較して優劣つけている。いい悪いじゃないよと説明するのに一苦労、、、。

学力テスト。前年度の理解度チェック。算数・理科・社会・読解そして漢字。4教科はこれだけできれば十分という点数だったが漢字だけは10点以下。「のび太よりいいやん!」とフォロー。ご褒美(?)にDS「かきとりくん」と「大人の漢字練習」をプレゼント。

遠足。全校生徒一緒に動・植物園へ。でも片道2kmという近場、、、。

それから、、、「大~変!明日ね、すごいものを持っていかないといけない!何でそんなことしないといけないの? でも忘れたら絶対だめって。どうしよう、、、」と次女が目を丸くしながら差し出したのが、、、尿検査セット。翌朝、長女は問題なかったが、次女がプレッシャーのあまり出ないのだ。しかし泣きながら遅刻寸前に成功! 

・・・今回の学校体験も残り7日間。最後まで楽しんでね~。

2007年2月6日火曜日

うちのこどもたち ストライキ

今週木曜日はフランス全土で大規模ストライキだそうです。学校の連絡帳に「ストのため木曜日は閉校です」と書いてあった。まあ年に何度もあることですが、分かってるならもっと早く教えてよ~~。今週の予定はしっかり立ててしまってたから、調整しないといけません。郵便局、交通機関、役所などを利用しなければならない方、ご注意ください。木曜日はダメな可能性“大”ですよ。

今から学校にあーだこーだ言ってもフランスだからどうにもなりません。一度ブツブツ言ったら、「私達はこういう理由でストをするんです!」とすごい勢いで主張されたことがある。関連HPも教えてもらった(見てないけど・・・)。

木曜日、子供達と何しようかな? せっかくだからお料理、裁縫、ビーズ等、時間のかかる事をやろうかな~。

2007年2月5日月曜日

うちのこどもたち 誕生会



昨日は次女の誕生会。女の子ばかり10人を呼んでのパーティーでした。長袖Tシャツだけでいい暖かさ。(子供がたくさん来るときには嬉しい天気!)朝から庭とテラスの大掃除。子供達が走り回るから、危険なモノは移動させねばなりません。家の中もしかり。人を招待すると家の中が片付きますよね。(本当はいつもそうじゃないといけないのですが、、、)

紙皿&紙コップを使う予定にしてましたが、風があったので吹き飛ぶ=掃除が大変。・・・ということでガラスコップの使用に変更。→コップに名前が書けない。なのでとりあえずこれを作らねば!

遊び①:折り紙でコースター。「これを作って自分のコップはこの上に置いてね~。」私が説明しているのをしっかり見てる子、全然聞かないで「誰かに作ってもらおう」と思ってる子、器用な子、不器用な子、、、いろんな子がいて楽しかったです。

次は自由時間で全員庭へ。鬼ごっこやらブランコやら、子供達を勝手に遊ばせて、大人は休憩。

遊び②:折り紙でキューブ。長女の誕生会ではハートを山のように作ったのですが、今回はユニット折り紙のキューブ。「さっき作ったコースターの部品を今度は6個作ってね。どうやるか覚えてる?」・・・自分で好きな色を選んで、みんな黙々と折ってました。組み立てるときはちょっと大変でした。先生は私とうちの2人。でも何とか出来上がるともう簡単。もっと作る!家で作りたいから折り紙ちょうだい!と言われると、やっぱり嬉しいですね。折り紙在庫もなくなってきましたが、またどこからか舞い降りて来るでしょう。

遊び③:漢字ビンゴ。これは毎回やりますが、好評です!ミニ景品(小さなお菓子詰め合わせ袋、不要なキティーグッズ、学校で必要なのりやペン、キーホルダー、私の手作りポーチ、不要になったフォトフレーム、、、)がもらえますからね。みんな興奮します。(私もこれで捨てられずに困っている家の不用品を持って行ってもらえるから助かる~~。)

今回作ったお菓子は
Gateau chocolat,mille crepes au nutella,ゴマcookie,渦巻きクッキー、そして小麦粉アレルギーのこのためにリンゴのコンポート(ゴールデン5kgをじ~~くり煮詰めました。リンゴ100パーセント)。

楽しかったけど、終わるとやっぱり疲れました。

2006年12月19日火曜日

うちのこどもたち 誕生会


17日日曜日、長女の10歳の誕生会をしました。クラスの友達が12人。太陽には恵まれませんでしたが、そんなに寒くはなく、子供達は外で遊んでました。

庭でサッカー(お隣さんに飛ばないように空気を少し抜いておく)、ブランコ、と自由に遊ばせた後、
イベント①輪投げ大会。
日本人の子供達とはよくやりますが、フランス人の子供にさせたのは初めてでした。この手の狙いモノをやった事がある子供なさそうな子供が一目で分かり、興味深かったです。普段は感じなかったその子の別の面も見えたし、なかなかお勧めのゲームかもしれません。優勝者はこの日の主役さんでした。

イベント②漢字ビンゴ。5×5マスの小一漢字。
大小のプレゼント(カレンダー、折り紙、キーホルダー、鉛筆、筆ペン、日本手ぬぐい、飴、、、)を用意して、一ラインそろったらプレゼントをひとつもらえます。まずプレゼントを机に出すと、「これ欲しい!あれ欲しい!」の歓声。みんなそれぞれ欲しいものがあるようです。それが他人に取られると、、、、、、。盛り上がりましたよ~。みんなもう10歳ですからね、もらえなくて拗ねる子はいませんでした。ホッ。でも終わった後で、「これと交換して!お願い!」と裏交渉をしてました。このプレゼントが絶対欲しい!・・・その訳を聞いたら、「お母さんにあげたいから。」「親戚の○○さんが好きそうだから!」「来週会う友達にあげたいから」と、他人に渡すことを想定している場合が多かったですね。う~~ん、みんなやさし~~い!!

イベント③折り紙。
まあ、これはうちに来た子供が必ずと言っていいほどねだることです。うちには折り紙も本もたくさんあるから。ただやりなれてないから本を見ながらでもすぐ分からなくなります。「教えて~」と言われて答えられるのは私しかいないから、同時にやらせるのは4人までかな。質問が私に集中しても、みんな自分の順番が来るまでじーっと待ってくれますよ。この辺は小さい頃から厳し~~~く教えられてますからね。

13時~18時半。今月の大切なイベント終了です。充実してたけど、やっぱり疲れました。

2006年12月18日月曜日

うちのこどもたち 中学校

来年の9月から長女は中学生。(フランスでは小学校が5年、中学校が4年なのです。)

で、どこへ行かせるか、決まりました! とっても読みにくい名前、La Chasneraie。我が家から一番近い学校です。
http://www.chesneraie.org/ (フランス語のみ)

申し込み時に家族面接がありました。カトリック系の学校ですが、面接時に旦那は「私の家庭はユダヤ教、妻は日本人ですから仏教・神道です。」とはっきり言ってたので、私は結果が来るまで内心ハラハラしてました。

私立です・・・と言うと日本では進学校と思われるかもしれませんが、日本で私が体験したような、100点の子供と95点の子供がいたら95点の子供が「負けた」と思うようなところではありません。スポーツ、蜂蜜づくり、欧州修学旅行、、、周りは畑に囲まれてますが、カリキュラムは面白そうなことがたくさん。学校を案内して下さった先生方の印象はよかったです。

日本の皆様が気になるであろう金額ですが、昼食を家で食べる場合、
入学金(初年度のみ):280ユーロ
月謝(10ヶ月):67ユーロ
PTA・保険等(年間):40ユーロ
となります。

因みにここは寮もあり、その場合は月謝が520ユーロです。政府から補助が出ているフランスの私立中学はだいたいこの金額なのだそうです。

-----------------------------
フランスの公立の中学校なら年間20ユーロぐらいなんです。しかも「必須」ではない(=払わない人もいる)。ですが我が家の校区の中学校はエクス一評判が悪く、クラスあたりの人数も多くて先生の目が行き届かない状態。それにストライキが起これば学校の先生が真っ先に休みますからね~。私が一番嫌なのがこの先生の欠勤!これから開放されると思うとちょっと高くてもいいか、と。それに私自身が佐賀の田舎で中学時代を過ごしてそれがすごく印象に残っているんで、引越ししてきて歩いて10分の所にこの中学校を見つけてから以来、子供達を行かせたいなと思っていたんです。

行くところが決まれば、あとは子供次第ですけどね。個性的な「いい子」がたくさん入学してくれれば言うことなし!

2006年6月20日火曜日

うちのこどもたち 書道

昨年同様、日本帰省中にこどもたちが書道教室に通い始めた。先生は男性。

次女は左利き。昨年始めて教室に行った時、「どっちの手で書かせるんだろう?」と、私は興味を持っていた。生まれてからずっと、右手での作業を強制したことがなかったからだ。

「先生も手も足も左ばっかり使ってるよ。でもお習字の時は右手。そのほうが簡単だから一回やってみる?じゃあまず先生が書くのを見てて。」

このたった五分であっさり右手になった次女。先生の「トンと筆を置いてスーッと滑らせてまたトンと止める。トン、スー、トン。」

スケートのように筆を滑らせて、トン、スー、トンのリズムで書く。慣れない右手作業ではすぐに疲れが出るだろう(イライラしてくる)と思ったが、そんな気配は全くなし。何と一時間半も書いていた。(この教室では正座は必須ではなく、足を組んでも伸ばしてもよいのです。何時間居てもOK。)子供の集中力は、相手次第と実感。

BGMはジャンル問わず。休憩、雑談常時可。大人に混じってのこの時間はこどもたちも楽しいらしい。今年も、学校で二時間の習字の直後にも行ったし、たくさんの宿題よりも先に「お習字に行く!」であった。

親の私? 去年は頑張ってみたけど、今年はやってません。長時間自分の下手さと向き合うのは弓道だけで十分、、、。

2006年6月15日木曜日

うちのこどもたち 漢字検定

日本に帰省して最初の日曜日に漢字検定を受けた。フランスを出発する前は、子供たちは学校の期末試験やら学年末イベント、私自身も頼まれた仕事で殆ど家にいなかったので、漢検の勉強など全然出来なかった。

次女の「もういいよもういいよ。落ちてもいいじゃん。また来年受ければいいじゃん」という言葉に励まされ(?)、勉強ゼロの状態で会場に向かった。

まずは私が2級(高3レベルらしい)。読み、部首、熟語の構成は悩むことなくこなしたが、四字熟語の完成(二文字入れる)と漢字の書きにはお手上げだった。頭の中にはボヤ~と漢字の一部が浮かんでくるのだが、書けない!思い出せない! ・・・不合格やろな~。今度受ける時は四字熟語強化だ!

子供二人は9級(小2レベル)を受験。長女は合格圏内にいると思うが、勉強嫌いの次女は、半分も書けるだろうか?と心配していた。書けないのが多いとその後の不機嫌度がUPするから親としてはそれが怖い。もう漢字なんか大嫌い!と言われたらどうしようか?

子供の受験する教室には小学生2~3年の子供が150人ほど入っていった。参考書も閉じてくださいという指示だったので、鉛筆消しゴム、それと受験票を持っていけばOKのはずなのに、子供たちについて保護者がどんどん教室に入っていった。何をするのかとみていたら、、、「あなたの席はここよ」「鉛筆はこれでいい? 消しゴムは?」「鉛筆は3本出しておきなさい」「受験票はここに置くからね」・・・

机には名前入り問題用紙が既に置かれていたから、席を間違える子はいないはずだ。教室には係員が5人。そしてマイクできちんと説明していた。係員が「筆箱も片付けてください」と指示を出すと、横で保護者が「筆箱は片付けるのよ」と繰り返していた。それよりも何よりも、教室の入り口には「受験者以外立ち入り禁止」と書いてあったのだ。(ついでに言うと、受験票には「お車での来場お断り」とあったのに自家用車が校内にたくさん乗り入れていた)

この光景には私がぞっとした。私のように教室外で「頑張って!」といって子供を送り出した保護者は果たして何人いたのだろうか?(あんまりいなかった気がする。)私のほうがおかしいのだろうか? 日本の親はこんなに子供にかまっているのかぁ。子供たちも自分でできる年齢のはずだし、いったいどう思っているのだろう? 

話が逸れてしまった。そう、子供たちの受験結果。教室から出てきた二人は全部書いたと言っていた。まったく書けないのは殆どなかったらしいのでホッとした。(漢字嫌いにならないで済みそうだ) 試験終了後に配布された解答を見る限り、次女もギリギリ合格しているかもしれない。合格通知は7月末予定。