2008年4月15日火曜日

プロバンスのチューリップ





日曜日、仏日協会恒例のチューリップ遠足に行って来た。場所はエクスから車で一時間の小さな村:Lurs。ここは輸出用の球根に力を入れているのだ。今年は約80人が参加。車は20台ぐらいだったかな?

4月は南仏でも天気が不安定なのだが、この日は風もなく快晴! ここまで天気に恵まれたのは私の記憶では2003年以来。大満足の一日でした。

今回お邪魔した畑は15ha。約20種類を植えているそうだ。オランダの業者が来年の球根の注文に来ており、いろいろ話を聞いた。

-球根はオランダで育てるよりもプロバンスの方が早く大きくなるし、いい花が咲く。
-花が咲いてから数日後に花部分を刈り取る。→強い球根ができる。
-茎の長さと花の具合でいい球根になるかどうか見分ける。
-球根は6月に取り出す。
-4~5日以内にトラックでオランダに運び、乾燥させて販売用にする。オランダだけでなく、イタリア、日本へも輸出する。日本が一番書類がうるさい。
-チューリップは2年続けて同じ畑を使わない。だから毎年引越しする。そうしないと悪い虫がつくし、花の色が混ざりやすい。
-チューリップの翌年はレタスを作る。とても美味しいレタスになる。
-レタスの次はジャガイモ、そして小麦。
-こうして6年経ったらまたチューリップを植える。
-チューリップ15haと同じ収入をとうもろこしで得ようと思えば40haは必要。
-チューリップは手間はかかるけど、栽培していて楽しい。

既に一部の花の刈り取りが始まっていたが、花は用途がなく、畑の肥やしになるそうだ。

今年の畑は平坦地だったため、全体写真が撮れず、ちょっと残念。

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