2008年7月14日月曜日

小学校体験 最後の宿題

今週は小学校体験最終週。期末テストはあるけれど、宿題はないだろうと喜んでいた子供たち、、、

期末テストは漢字以外は予想以上の点数をとれたようで、本人たちは満足。私は点数なんかどうでもいい。「テストをやってみてわかるところがたくさんあった」という感想に大満足。

宿題は確かに少ないが、二人ともクラスでお別れ会を企画してもらうようなので、そこでの挨拶文を考えておいてね、と先生に言われたそうです。

毎年のことではあるけれど、低学年の時のように「楽しかったです。どうもありがとう。」だけでは済まされない様子。よってこれが彼女らの最後の宿題となりそうです。

がんばって考えてね~。

2008年7月13日日曜日

宮地獄神社

今日は祖母の月命日。福間の実家におはぎを持って行って来た。

せっかくなので近くの宮地嶽神社へ子供たちと行った。一番行きたかったのは私。警固では常に車とバイクの雑音に囲まれて息が詰まっていたのだ。

お昼の時間に行ったので人も少なかった。巨大な灯篭があちこちにあり、子供たちと見比べた。パパだったらどれが欲しいかな?と想像しながら、、、。

境内に入るとヒノキのにおい。大きな杉の木を見つけて抱きつきたくなったけれど、人目を気にして手のひらでさわるのみにした。ちょっとは放電できたでしょう。

せっかくなので、奥の八つの神社めぐりをしてみた。ひとつひとつにお参りしてスタンプを押してというゆっくりペースでも30分ぐらいで終わった。歩き足りなかったが、暑い日差しの下ではこれぐらいがいいのかも。

いや~、神社の木陰は気持ちいい。今度は近場の護国神社にも行ってみよう。

メモ:頭蓋仙骨治療

http://www.oleg-oasis.com/Tougai/tougai.htm

勉強なしの週末

長女は月曜日に漢字50問テストがあるそうです。一学期の総まとめ。あまりに多いので、どんなに勉強してもいい点数は望めないし、ノート開いただけで暗~~い顔に、、、。


「やめやめ~!週末は勉強なし!」



と久しぶりにTVをつけ、漫画を数冊読み、そして買い物へ行きました。デパートでおいしいお菓子、向こうでの通学バッグ、夏を乗り切るためにワンピース、最後に本屋で伝記漫画を数冊購入。

お金はかかったけれど、ま、買ったのも必要なものが殆どだし、二人とも久しぶりにいい笑顔してたし、これでよしとしよう。


しかし私は人込みで疲れた~。販売員の鼻にかかる声、他人の靴音(かかとを修理してないハイヒールの変な音)がどうしても気になる、、、。

2008年7月11日金曜日

小学校体験で思うこと

日本の小学校に体験入学して3週目が終わろうとしています。

二人の一日は、、、

朝8時に登校。25分ぐらいから掃除。二人とも高学年なので、それぞれの持ち場で下級生に掃除の仕方を指導しないといけないのに、やり方がわからずに最初は教えてもらっていたようです。でも先日学校横を通っていたら、一人が校庭を掃除してました。なかなか上手。(今度は家でもやってね。)

給食時間は牛乳必須、でも慣れない料理が多いので、おかずは少なめよりももっと少なめにしてもらっているそうです。余談ですが、日本の牛乳って、真っ白ですね。向こうのと何が違うんでしょう??

休み時間は午前中に一回(中休み)と給食後の昼休みの二回。二人は委員会(体育・図書)をやっており、休み時間は貸し出しのお手伝いをやっているそうです。これ、フランスにはないことなので、すごく楽しいらしいです。暇があれば図書室の本を読めるし、日本の体育道具はいろいろいっぱいありますからね~。一輪車の練習時間が取れないのが残念だとか。

下校はだいたい16時半。一応私が迎えに行ってます。

おやつの後は宿題。いやいや、6年生は大変だ~。学期末なので見直しする部分が多いこと多いこと。先週の週末は計算ドリル15ページ。文章題が多くて意味わからんし、先生の説明もフランスと違うのですぐにはピンと来ないしで、結局5時間もかかった~~。たとえば「花だんになえを植えます」の「なえ」ってな~に? みたいなのが山のようにあるんです。あまりにたくさんあったので、途中から文章題読ませずに私がフランス語で言ってあげたのですが、先生の教えたとおりに式を書かないといけなくって、結局日本の考え方で式を書き答えを求めるという、回りくどい方法でやりました。答えだけあっててもだめなんですね~。私のシンプルな計算方法は却下。最後のほうは私もヘトヘトで、回答をそのまま写させました。

次女は宿題ほとんどなし。理由は中休みと昼休みに先生と漢字のお勉強をしているからだそうです。


全体的にみて、勉強が難しすぎてついていけない様子。毎日疲れてますし、家でのイライラ度が高いですから。昨年までだったら買い物行こうか?というと必ずついて来たのに、「ちょっとじっとしていたい」と言うことが多いです。それに毎日毎日でる宿題。これで2時間はとられますので、その後夕食・お風呂・就寝と思うと、子供たちと何もできません。TVも2~3度しかつけてないです。見る暇がない!

あ~あ、「ノー宿題デー」があれば家族で買い物行ったりゲームしたり外食したりできるのに~~。フランスで通ってる学校みたいに全然ないのも困りますが、あまりに負担になるっているので先生に「宿題免除日をください」とお願いしようかと本気で考えました。家では「あ~、宿題しないと~」とおやつ食べながらでも気になってしまい笑顔が出ませんし、、、。ほかの子供はみんな普通にやっているのだろうか? 例え10分で終わる宿題も、全然ないならそれだけでストレスが減るんやないかな? 


・・・と思っていたところに学校から配布されたチラシ2枚:

「たまには家族みんなで食事をしたり一緒に遊ぼ!」
「夏休みの宿題:ドリル、自由研究、感想文、、、」

一枚目には子供と一緒に「え~?こんなことわざわざ言わんといかんの?」
二枚目に対しては「そんなに宿題があったらやりたいことをやる時間ないやん!」

そう、こどもはいつもやりたいことがいっぱいなんです。大人が課題を出すのは少ないほうがいいと思うけどな~。それともうちの子だけかな? 暇があったら廃材であれこれ作ったり絵を描いたりするのは?



幸い来週は小学校最終週。プール納会、お別れ会、終業式と、勉強は少な目の楽しい週となりそうです。


「勉強がないのは嬉しいけど、最後と思うとやだな~。」ということです。

2008年7月5日土曜日

頭蓋仙骨治療2

藤牧先生の治療、二回目に行ってきた。

「前回とは別人みたい。ほぐれが取れて、体が素直になってるよ。」

確かに。先生が手をあてたらすぐに反応があった。足先まで血がめぐってるのを強く感じるし、お腹がキュルキュルと動き出した。深く眠ってしまうこともなかった(ちょっと残念、これが気持ちよかったのに~)。

先生とは一年後にしか会えないので、この際、いろいろ質問してみた。自閉症、鬱の友人がいること、ひどいアトピー、筋肉が徐々に縮んでいる人、半身不随、、、などなど。

「治りたいという気持ちがある人なら治療がしやすいけれど、そうでなければ、一週間ぐらい集中して治療してみたい。そうしないと一回きりだと深いところが分からないし、一部にしか働きかけができないから」だそうだ。東京からわざわざ来る方も入るそうだ。重病の方はウィークリーマンションを借りて先生に診てもらうこともあるとか。

「男の先生に触られるのが嫌な人は体が硬直してしまって拒否反応が出てしまうし、お父さん以外に寄り付かない子供には遊びに時間をかけて徐々にリラックスさせないといけない」そうだ。嫌々連れて来られた人は効果がでにくいそうだ。



先生が教えてくれた簡単なテスト。

・仰向けに寝て、足を延ばして足先を肩幅ぐらいに開く。右足を3~4回上げ下げする。左足も3~4回上げ下げする。どちらの足が重く感じたかを覚えておく。
・足先を内側に向ける。バスタオルやタオルケットをかける。枚数はお好み。重すぎず軽すぎず、気持ちいいと思える程度。
・リラックスして4~5分過ごし、足を上下に持ち上げる。先ほど軽いと思った足からやるとよい。
・今度はどちらの足が重かったですか?


変化があったということは、腸腰筋(股間接の主要な筋肉。大腰筋、小腰筋、腸骨筋の3つ。姿勢保持に大切な筋肉)が少しほぐれたということ。ここは内臓と深く関係しているし、体の要。ここが固いと動・静脈の流れ、横隔膜、内臓、脳骨髄液、、、いろいろな動きを妨げてしまうそうだ。

変化を感じない方もご安心を。気がついたときに足を内股にしていると、徐々に腸腰筋がほぐれてくるとのこと。仰向けに寝なくても、椅子に座っていても足先を内側に向けて、ひざをくっつけるようにする。

男性の方がするとちょっと女っぽくなってしまうが、この腸腰筋は男性にも大事なところ。武道で丹田を感じにくい方は周りが固くなっているからかも、、、。大腸、前立腺にも効果的だそうだ。



藤牧先生の治療は体にストレスを与えずに、固く緊張した部分をほぐしてあげること。この足先の内旋は決して痛いと感じてはだめ。ひざも無理してくっつけなくてOK.無理をしない程度に少し内股に座ってるだけでいいらしい。

この足先の内旋と同時に耳を軽~く(5gタッチで2~3分)引っ張るとなお効果的。外側へ引っ張り、そして後頭部側へ引っ張る。あくまで快い5gタッチで。この耳引っ張りは頭部の頸静脈孔を刺激してくれるそうだ。このケイジョウミャクコウは、、、小さい部分ではあるけれど、これまたたくさんの部分に関わっているところらしいです。静脈、味覚、中耳、のど、唾液、心臓、肺、食道、胃、肝臓、すい臓、脾臓、腎、腸、発声、副神経、迷走神経、、、

あとのアドバイスは、、、

動物系・白砂糖の毒素が抜けてるほうが効果が出やすい(マクロビ)私は2年ぐらい玄米菜食を取り入れてるから体と心がほぐれやすかったとのこと。

そして精神ストレスをなるべく受けないようにすればなおよい。
恐怖:心臓にストレス
怒り:肝臓
悲しみ:肺
不安:胃
(喜び:心臓によい)


今年はこれで終わり。次回は来年。

2008年7月4日金曜日

頭蓋仙骨治療

藤牧先生の頭蓋仙骨治療を受けた。

(詳細はお調べください。仏語ではThérapie cranio-sacrale もしくは ostéopathie crânienne)

わずか5g(一円玉五枚)の力で体のゆがみを直して脊髄液の流れを良くしてくれるということ。初めてUさんに聞いたときは「そんなの嘘やん、ちょっと痛みを感じる指圧のほうが絶対いいに決まってる!」と半信半疑だったのだが、経験せずに意見は述べれないので、先生に予約を入れたのだ。自閉症、鬱患者の治療がメインの先生ということだったので、それらで悩んでいる友人たちへのヒントが得られたらいいな、というのが目的のひとつ。

心地よい音楽とアロマの香り。においに敏感な私にも苦にならない量。初めは問診。思いつく限りいろんなことを話した。でも30分ぐらい。

そして治療開始。治療と言っても仰向けになって腹部の筋肉をほぐす姿勢(仰向けで足を肩幅に開き、足先は内側に向ける。)をとるだけで、後は先生が順番に手のひらで圧力をかけていくのだ。一箇所に10分以上。右わき腹では私より早く「あ、お腹がギュルギュルと動き出した」とおっしゃった。5gの圧力というのは押されるというより触られている感じ。(ハンカチに一円玉5枚乗せて引っ張ってみてください。それぐらい軽い力です)

徐々に血液の流れが速くなってきた。それがおさまると次は唾液が止まらなくなった。その後ウトウトとしてきたが、口が閉まらない。その後は逆に口がぴったり閉まったまま、、、その後は眠っていた。治療時間は約1時間。

たいていの人が眠ってしまうそうだが、その心地よいことといったら、お母さんの胸に抱かれている赤ちゃんになった気分だった。体から抜け出して空を飛んだ気分になる人、涙が止まらない人もいるそうだ。


治療後の変化は、、、

2時間後に尿がたくさん出た。翌朝の目覚めがとてもよかった。朝の腰痛がなかった。背中を伸ばしてもきつくない。右肩下がりの姿勢が治った。そして、長年練習しても練習しても直せなかった弓道の癖(両肩がまっすぐに揃わない)が、特別なことをしていないのに取れていた。これには正直驚いた。ボキボキッと整体してもらったわけでもないのに、寝ている間に弓道の癖が取れるなんて!!


先生はあと一回お時間を作ってくれました。とてもお忙しいのに申し訳ないです。

助産婦さんをはじめ人の体に接している方へのご指導に力を入れていらっしゃるのがよくわかりました。全体を包み込んでくださるようなこの方法、精神面でお悩みの方に有効なのも分かるような気がします。


お読みいただきありがとうございました。
m(_ _)m



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