2008年7月11日金曜日

小学校体験で思うこと

日本の小学校に体験入学して3週目が終わろうとしています。

二人の一日は、、、

朝8時に登校。25分ぐらいから掃除。二人とも高学年なので、それぞれの持ち場で下級生に掃除の仕方を指導しないといけないのに、やり方がわからずに最初は教えてもらっていたようです。でも先日学校横を通っていたら、一人が校庭を掃除してました。なかなか上手。(今度は家でもやってね。)

給食時間は牛乳必須、でも慣れない料理が多いので、おかずは少なめよりももっと少なめにしてもらっているそうです。余談ですが、日本の牛乳って、真っ白ですね。向こうのと何が違うんでしょう??

休み時間は午前中に一回(中休み)と給食後の昼休みの二回。二人は委員会(体育・図書)をやっており、休み時間は貸し出しのお手伝いをやっているそうです。これ、フランスにはないことなので、すごく楽しいらしいです。暇があれば図書室の本を読めるし、日本の体育道具はいろいろいっぱいありますからね~。一輪車の練習時間が取れないのが残念だとか。

下校はだいたい16時半。一応私が迎えに行ってます。

おやつの後は宿題。いやいや、6年生は大変だ~。学期末なので見直しする部分が多いこと多いこと。先週の週末は計算ドリル15ページ。文章題が多くて意味わからんし、先生の説明もフランスと違うのですぐにはピンと来ないしで、結局5時間もかかった~~。たとえば「花だんになえを植えます」の「なえ」ってな~に? みたいなのが山のようにあるんです。あまりにたくさんあったので、途中から文章題読ませずに私がフランス語で言ってあげたのですが、先生の教えたとおりに式を書かないといけなくって、結局日本の考え方で式を書き答えを求めるという、回りくどい方法でやりました。答えだけあっててもだめなんですね~。私のシンプルな計算方法は却下。最後のほうは私もヘトヘトで、回答をそのまま写させました。

次女は宿題ほとんどなし。理由は中休みと昼休みに先生と漢字のお勉強をしているからだそうです。


全体的にみて、勉強が難しすぎてついていけない様子。毎日疲れてますし、家でのイライラ度が高いですから。昨年までだったら買い物行こうか?というと必ずついて来たのに、「ちょっとじっとしていたい」と言うことが多いです。それに毎日毎日でる宿題。これで2時間はとられますので、その後夕食・お風呂・就寝と思うと、子供たちと何もできません。TVも2~3度しかつけてないです。見る暇がない!

あ~あ、「ノー宿題デー」があれば家族で買い物行ったりゲームしたり外食したりできるのに~~。フランスで通ってる学校みたいに全然ないのも困りますが、あまりに負担になるっているので先生に「宿題免除日をください」とお願いしようかと本気で考えました。家では「あ~、宿題しないと~」とおやつ食べながらでも気になってしまい笑顔が出ませんし、、、。ほかの子供はみんな普通にやっているのだろうか? 例え10分で終わる宿題も、全然ないならそれだけでストレスが減るんやないかな? 


・・・と思っていたところに学校から配布されたチラシ2枚:

「たまには家族みんなで食事をしたり一緒に遊ぼ!」
「夏休みの宿題:ドリル、自由研究、感想文、、、」

一枚目には子供と一緒に「え~?こんなことわざわざ言わんといかんの?」
二枚目に対しては「そんなに宿題があったらやりたいことをやる時間ないやん!」

そう、こどもはいつもやりたいことがいっぱいなんです。大人が課題を出すのは少ないほうがいいと思うけどな~。それともうちの子だけかな? 暇があったら廃材であれこれ作ったり絵を描いたりするのは?



幸い来週は小学校最終週。プール納会、お別れ会、終業式と、勉強は少な目の楽しい週となりそうです。


「勉強がないのは嬉しいけど、最後と思うとやだな~。」ということです。

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