昨年同様、日本帰省中にこどもたちが書道教室に通い始めた。先生は男性。
次女は左利き。昨年始めて教室に行った時、「どっちの手で書かせるんだろう?」と、私は興味を持っていた。生まれてからずっと、右手での作業を強制したことがなかったからだ。
「先生も手も足も左ばっかり使ってるよ。でもお習字の時は右手。そのほうが簡単だから一回やってみる?じゃあまず先生が書くのを見てて。」
このたった五分であっさり右手になった次女。先生の「トンと筆を置いてスーッと滑らせてまたトンと止める。トン、スー、トン。」
スケートのように筆を滑らせて、トン、スー、トンのリズムで書く。慣れない右手作業ではすぐに疲れが出るだろう(イライラしてくる)と思ったが、そんな気配は全くなし。何と一時間半も書いていた。(この教室では正座は必須ではなく、足を組んでも伸ばしてもよいのです。何時間居てもOK。)子供の集中力は、相手次第と実感。
BGMはジャンル問わず。休憩、雑談常時可。大人に混じってのこの時間はこどもたちも楽しいらしい。今年も、学校で二時間の習字の直後にも行ったし、たくさんの宿題よりも先に「お習字に行く!」であった。
親の私? 去年は頑張ってみたけど、今年はやってません。長時間自分の下手さと向き合うのは弓道だけで十分、、、。
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