2006年6月15日木曜日

うちのこどもたち 体験入学3年目

6月9日から、子供たちの小学校体験が始まった。正式には転入したので「体験入学」とは言わないのだが、日本語の勉強が十分出来ているわけでもないので気持ちはやはり「学校体験」。

4年生、3年生には不釣合いなほどピカピカの赤いランドセル。(年に1ヶ月ちょっとしか使わないから当然?) その中には教科書や指定のノート、大きい割には物がたくさん入らない日本の四角い筆箱、歯磨きセット、名前入り雑巾、水筒、前日買ったばかりの上履き(名前もしっかり記入)、体操服(真っ白のTシャツは日本ではなかなか見つからないのでDecathlonで事前に購入。300円)、、、日本の小学生は持ち物が多い。

時差ぼけで午前3時に目がさめたのだが、子供たちは学校に行きたくてたまらないらしい。ランドセルの中身を何度もチェックしていた。

登校は朝8時。前日に10分ほどクラスに顔を出していたので、二人は躊躇なく校舎の中へ。私も3年目となると事務作業をさっさと済ませて帰宅。

長女のクラスは40人という大所帯。その中にハーフが既に3人いるらしい。韓国、英国、そしてフランス。うちの子も入れるとハーフの女の子が四人という国際色豊かなクラスだ。

次女のクラスは28人。「先生がとってもかわい~ぃの!」としきりに言っていた。昨年の一番のお友達がいなくてちょっとがっかりしていたようだが、みんなが覚えていてくれたので楽しく遊んだようだ。和式トイレも今年は一回目で成功したらしい。

放課後に長女の友達がまた遊びに来てくれた。英国ハーフとフランスハーフ。うちの二人を入れて欧州系4人。こちらに定住ししている二人はバリバリの博多弁。うちの二人は半分もわかってなかったはずだ。後で聞いたら「全部わからんでもいいといいと。」(←既にちょっと博多弁)

その四人の会話。
「ねえねえ、ヨーロッパと日本、どっちが好き?」
「景色はさ、むこうが絶対よかよね~。緑も多いし。」
「そうね、日本は景色きたないもん。ビルばっかりやし。」
「でもさ、買い物するんやったら絶対日本やん。洋服とかかわいいのいっぱいあるのは日本やし、、、」

帰り際、二人が電話番号を教えてくれた。「私ケータイしか使わんけん、直接ここに電話してね」

・・・うちの子がケータイ欲しいとねだらないことを祈るばかりである。

0 件のコメント:

コメントを投稿