金曜日に出された長女の理科の宿題:月曜日に動物の肺を持ってくること
以前から予告はされていたが、子供も私もすっかり忘れていた。「お肉屋さんに行けば簡単にもらえるから」という先生の助言を信じて、とりあえず近く(Puyricard)のお肉屋さんへ。
「前もって言ってくれたら頼んであげたのに。今から頼んでも僕は日・月は仕事しないから間に合わないか。残念、、、」
二軒目、av pasteurのお肉屋。若いお姉さんがとても丁寧に対応してくれたが、残念ながらなかった。「うちは業者からの配送が水曜日だから、その前に言ってくれたらよかったのにね。もう少し行ったら他のお肉屋さんがあるからそこでも聞いてみて。」
三軒目、Rue de la M.FOCHの豚肉屋。「ごめんなさい、今日はないわ」
四軒目、豚肉屋の向かいのウサギやキジがぶら下がってるお店。
「何の動物でもいいのかい?それならこのウサギから取ろう。新鮮だよ~。何が必要だって?肺だけ?でもせっかくだからこの辺全部あげよう。」と言って、食道、心臓、肺が付いた状態で切り取ってくれた。「いい常態で観察できるように、当日朝には冷蔵庫から出して大丈夫だよ。」
各お店で大体10~20分待たされた。天気のいい土曜日は、市場もすごい人だし、お肉屋さんも店の外まで列ができている。でも並んだ甲斐があった~。しかもどこのお店もフランス人とは思えないくらい対応が良かったし、、、。(子供自身が聞いたからかな?)
結局この四軒目では他に鳥もも肉も買った。余分な皮と脂分をすごく丁寧に取り除いてくれた。20分ほど並んでいる間に接客の仕方も見ていたが、ここ、とってもいいお店。
帰りがけに小学校教師をやっている友人に会った。
「私もCM2(小5)にやったことあるわ。でもこんな可愛い肺でじゃなくて羊のでね。ウサギの肺ならストローで息吹き込めるけど、羊はそんなんじゃぜんぜん膨らまないからね、輪ゴムとガムテープで締めないといけなかったし、膨らませると臭いし、、、大変だった。もう二度としたくない」
さ~て明日の授業、みんな何の肺を持ってくるかな??
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