2008年7月13日日曜日

勉強なしの週末

長女は月曜日に漢字50問テストがあるそうです。一学期の総まとめ。あまりに多いので、どんなに勉強してもいい点数は望めないし、ノート開いただけで暗~~い顔に、、、。


「やめやめ~!週末は勉強なし!」



と久しぶりにTVをつけ、漫画を数冊読み、そして買い物へ行きました。デパートでおいしいお菓子、向こうでの通学バッグ、夏を乗り切るためにワンピース、最後に本屋で伝記漫画を数冊購入。

お金はかかったけれど、ま、買ったのも必要なものが殆どだし、二人とも久しぶりにいい笑顔してたし、これでよしとしよう。


しかし私は人込みで疲れた~。販売員の鼻にかかる声、他人の靴音(かかとを修理してないハイヒールの変な音)がどうしても気になる、、、。

2008年7月11日金曜日

小学校体験で思うこと

日本の小学校に体験入学して3週目が終わろうとしています。

二人の一日は、、、

朝8時に登校。25分ぐらいから掃除。二人とも高学年なので、それぞれの持ち場で下級生に掃除の仕方を指導しないといけないのに、やり方がわからずに最初は教えてもらっていたようです。でも先日学校横を通っていたら、一人が校庭を掃除してました。なかなか上手。(今度は家でもやってね。)

給食時間は牛乳必須、でも慣れない料理が多いので、おかずは少なめよりももっと少なめにしてもらっているそうです。余談ですが、日本の牛乳って、真っ白ですね。向こうのと何が違うんでしょう??

休み時間は午前中に一回(中休み)と給食後の昼休みの二回。二人は委員会(体育・図書)をやっており、休み時間は貸し出しのお手伝いをやっているそうです。これ、フランスにはないことなので、すごく楽しいらしいです。暇があれば図書室の本を読めるし、日本の体育道具はいろいろいっぱいありますからね~。一輪車の練習時間が取れないのが残念だとか。

下校はだいたい16時半。一応私が迎えに行ってます。

おやつの後は宿題。いやいや、6年生は大変だ~。学期末なので見直しする部分が多いこと多いこと。先週の週末は計算ドリル15ページ。文章題が多くて意味わからんし、先生の説明もフランスと違うのですぐにはピンと来ないしで、結局5時間もかかった~~。たとえば「花だんになえを植えます」の「なえ」ってな~に? みたいなのが山のようにあるんです。あまりにたくさんあったので、途中から文章題読ませずに私がフランス語で言ってあげたのですが、先生の教えたとおりに式を書かないといけなくって、結局日本の考え方で式を書き答えを求めるという、回りくどい方法でやりました。答えだけあっててもだめなんですね~。私のシンプルな計算方法は却下。最後のほうは私もヘトヘトで、回答をそのまま写させました。

次女は宿題ほとんどなし。理由は中休みと昼休みに先生と漢字のお勉強をしているからだそうです。


全体的にみて、勉強が難しすぎてついていけない様子。毎日疲れてますし、家でのイライラ度が高いですから。昨年までだったら買い物行こうか?というと必ずついて来たのに、「ちょっとじっとしていたい」と言うことが多いです。それに毎日毎日でる宿題。これで2時間はとられますので、その後夕食・お風呂・就寝と思うと、子供たちと何もできません。TVも2~3度しかつけてないです。見る暇がない!

あ~あ、「ノー宿題デー」があれば家族で買い物行ったりゲームしたり外食したりできるのに~~。フランスで通ってる学校みたいに全然ないのも困りますが、あまりに負担になるっているので先生に「宿題免除日をください」とお願いしようかと本気で考えました。家では「あ~、宿題しないと~」とおやつ食べながらでも気になってしまい笑顔が出ませんし、、、。ほかの子供はみんな普通にやっているのだろうか? 例え10分で終わる宿題も、全然ないならそれだけでストレスが減るんやないかな? 


・・・と思っていたところに学校から配布されたチラシ2枚:

「たまには家族みんなで食事をしたり一緒に遊ぼ!」
「夏休みの宿題:ドリル、自由研究、感想文、、、」

一枚目には子供と一緒に「え~?こんなことわざわざ言わんといかんの?」
二枚目に対しては「そんなに宿題があったらやりたいことをやる時間ないやん!」

そう、こどもはいつもやりたいことがいっぱいなんです。大人が課題を出すのは少ないほうがいいと思うけどな~。それともうちの子だけかな? 暇があったら廃材であれこれ作ったり絵を描いたりするのは?



幸い来週は小学校最終週。プール納会、お別れ会、終業式と、勉強は少な目の楽しい週となりそうです。


「勉強がないのは嬉しいけど、最後と思うとやだな~。」ということです。

2008年7月5日土曜日

頭蓋仙骨治療2

藤牧先生の治療、二回目に行ってきた。

「前回とは別人みたい。ほぐれが取れて、体が素直になってるよ。」

確かに。先生が手をあてたらすぐに反応があった。足先まで血がめぐってるのを強く感じるし、お腹がキュルキュルと動き出した。深く眠ってしまうこともなかった(ちょっと残念、これが気持ちよかったのに~)。

先生とは一年後にしか会えないので、この際、いろいろ質問してみた。自閉症、鬱の友人がいること、ひどいアトピー、筋肉が徐々に縮んでいる人、半身不随、、、などなど。

「治りたいという気持ちがある人なら治療がしやすいけれど、そうでなければ、一週間ぐらい集中して治療してみたい。そうしないと一回きりだと深いところが分からないし、一部にしか働きかけができないから」だそうだ。東京からわざわざ来る方も入るそうだ。重病の方はウィークリーマンションを借りて先生に診てもらうこともあるとか。

「男の先生に触られるのが嫌な人は体が硬直してしまって拒否反応が出てしまうし、お父さん以外に寄り付かない子供には遊びに時間をかけて徐々にリラックスさせないといけない」そうだ。嫌々連れて来られた人は効果がでにくいそうだ。



先生が教えてくれた簡単なテスト。

・仰向けに寝て、足を延ばして足先を肩幅ぐらいに開く。右足を3~4回上げ下げする。左足も3~4回上げ下げする。どちらの足が重く感じたかを覚えておく。
・足先を内側に向ける。バスタオルやタオルケットをかける。枚数はお好み。重すぎず軽すぎず、気持ちいいと思える程度。
・リラックスして4~5分過ごし、足を上下に持ち上げる。先ほど軽いと思った足からやるとよい。
・今度はどちらの足が重かったですか?


変化があったということは、腸腰筋(股間接の主要な筋肉。大腰筋、小腰筋、腸骨筋の3つ。姿勢保持に大切な筋肉)が少しほぐれたということ。ここは内臓と深く関係しているし、体の要。ここが固いと動・静脈の流れ、横隔膜、内臓、脳骨髄液、、、いろいろな動きを妨げてしまうそうだ。

変化を感じない方もご安心を。気がついたときに足を内股にしていると、徐々に腸腰筋がほぐれてくるとのこと。仰向けに寝なくても、椅子に座っていても足先を内側に向けて、ひざをくっつけるようにする。

男性の方がするとちょっと女っぽくなってしまうが、この腸腰筋は男性にも大事なところ。武道で丹田を感じにくい方は周りが固くなっているからかも、、、。大腸、前立腺にも効果的だそうだ。



藤牧先生の治療は体にストレスを与えずに、固く緊張した部分をほぐしてあげること。この足先の内旋は決して痛いと感じてはだめ。ひざも無理してくっつけなくてOK.無理をしない程度に少し内股に座ってるだけでいいらしい。

この足先の内旋と同時に耳を軽~く(5gタッチで2~3分)引っ張るとなお効果的。外側へ引っ張り、そして後頭部側へ引っ張る。あくまで快い5gタッチで。この耳引っ張りは頭部の頸静脈孔を刺激してくれるそうだ。このケイジョウミャクコウは、、、小さい部分ではあるけれど、これまたたくさんの部分に関わっているところらしいです。静脈、味覚、中耳、のど、唾液、心臓、肺、食道、胃、肝臓、すい臓、脾臓、腎、腸、発声、副神経、迷走神経、、、

あとのアドバイスは、、、

動物系・白砂糖の毒素が抜けてるほうが効果が出やすい(マクロビ)私は2年ぐらい玄米菜食を取り入れてるから体と心がほぐれやすかったとのこと。

そして精神ストレスをなるべく受けないようにすればなおよい。
恐怖:心臓にストレス
怒り:肝臓
悲しみ:肺
不安:胃
(喜び:心臓によい)


今年はこれで終わり。次回は来年。

2008年7月4日金曜日

頭蓋仙骨治療

藤牧先生の頭蓋仙骨治療を受けた。

(詳細はお調べください。仏語ではThérapie cranio-sacrale もしくは ostéopathie crânienne)

わずか5g(一円玉五枚)の力で体のゆがみを直して脊髄液の流れを良くしてくれるということ。初めてUさんに聞いたときは「そんなの嘘やん、ちょっと痛みを感じる指圧のほうが絶対いいに決まってる!」と半信半疑だったのだが、経験せずに意見は述べれないので、先生に予約を入れたのだ。自閉症、鬱患者の治療がメインの先生ということだったので、それらで悩んでいる友人たちへのヒントが得られたらいいな、というのが目的のひとつ。

心地よい音楽とアロマの香り。においに敏感な私にも苦にならない量。初めは問診。思いつく限りいろんなことを話した。でも30分ぐらい。

そして治療開始。治療と言っても仰向けになって腹部の筋肉をほぐす姿勢(仰向けで足を肩幅に開き、足先は内側に向ける。)をとるだけで、後は先生が順番に手のひらで圧力をかけていくのだ。一箇所に10分以上。右わき腹では私より早く「あ、お腹がギュルギュルと動き出した」とおっしゃった。5gの圧力というのは押されるというより触られている感じ。(ハンカチに一円玉5枚乗せて引っ張ってみてください。それぐらい軽い力です)

徐々に血液の流れが速くなってきた。それがおさまると次は唾液が止まらなくなった。その後ウトウトとしてきたが、口が閉まらない。その後は逆に口がぴったり閉まったまま、、、その後は眠っていた。治療時間は約1時間。

たいていの人が眠ってしまうそうだが、その心地よいことといったら、お母さんの胸に抱かれている赤ちゃんになった気分だった。体から抜け出して空を飛んだ気分になる人、涙が止まらない人もいるそうだ。


治療後の変化は、、、

2時間後に尿がたくさん出た。翌朝の目覚めがとてもよかった。朝の腰痛がなかった。背中を伸ばしてもきつくない。右肩下がりの姿勢が治った。そして、長年練習しても練習しても直せなかった弓道の癖(両肩がまっすぐに揃わない)が、特別なことをしていないのに取れていた。これには正直驚いた。ボキボキッと整体してもらったわけでもないのに、寝ている間に弓道の癖が取れるなんて!!


先生はあと一回お時間を作ってくれました。とてもお忙しいのに申し訳ないです。

助産婦さんをはじめ人の体に接している方へのご指導に力を入れていらっしゃるのがよくわかりました。全体を包み込んでくださるようなこの方法、精神面でお悩みの方に有効なのも分かるような気がします。


お読みいただきありがとうございました。
m(_ _)m



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頭蓋と仙骨の関係

さて、SIO菜での講習会。

「頭蓋と仙骨の関係」

講師:藤牧経乗(ふじまきつねのり)先生


「頭の骨(頭蓋骨)と仙骨は脊髄液が循環しているだけでなく、波のようなリズムでつながっている。一分間に大人なら9~10回、子供ならもっと多い回数揺れているそうだ。だから頭にある数個の骨、背骨、仙骨、のどこかにゆがみがあるとそのリズムがうまくとれずに体が本来の機能をしなくなる。」

次に出産時の話。

「たいていの病院では上半身が少し起きたような分娩台の上で出産するが、これでは仙骨が圧迫され、頭蓋骨とのリズムが狂う。そうすると脳からの指令も狂う。出産に不利な体勢だから、お母さんの負担は大きいはず。子供にはそれがトラウマとなって出てくるケースもある。」


ドキッ!!・・・・・・私はそれ、経験済み。二度目の出産は一度目と13ヵ月半しか離れていないので、とっても楽だったのだが、分娩台にあがってしばらくすると、陣痛がピタッと止まってしまったのだ。ほんとに何もなかったかのごとくピタッと。あの時は踏ん張るリズムが取れず、助産婦さんにリードを取ってもらいながら出産をしたのだ。

先生は「男なので確信持っては言えないけれど、出産時は水中とか蹲踞の姿勢のほうが体への負担が少ないはず」と言われた。

「赤ちゃんは回転しながら出てくる。その細い道を通るためには頭の骨を少しずらして重ねながら出てくる。だから出産時に無理な負担をかける(吸引するとか押し出す方法)のはとても危険なことであり、出産後もとても大切に扱わなければならない。時間をかけて頭の骨を定位置に戻してゆくから。特に頭の上の真ん中(骨がなくて空洞)は絶対押したらだめ。」

「最近は誘発剤などで日時を決めて出産する場合が多いし、陣痛のリズムもおかしい人が多いそうだ。赤ちゃんはお母さんの脳に指令を出して出産日時を前もって決めているのに、突然外部から誘発剤を入れると赤ちゃんもお母さんも準備ができず、トラウマになる。そのショックは例えれば、、、雪景色のきれいな夜、温泉で気持ちよ~~くくつろいでいる時に、突然ドッキリカメラ隊が10人ほど出てきてフラッシュをバシバシやられる感じ。大人でもびっくりするでしょう?お腹の赤ちゃんにもそれだけの負担がかかるってことを覚えていて欲しい。」


この日のまとめ。
「これから出産される方は、出産方法をじっくり検討して決めてください。出産し終わった人は、ご自身と子供さんに何か不自然さを感じたら、それを悲観せずに、取り払えるように努めてください。起こったことは仕方がない。前を向いて行きましょう!」

ちなみに先生のプロフィール
http://ar-ex.jp/ueda/study/study_7.htm
http://www.power-stone.co.jp/page147.html

2008年7月3日木曜日

体のゆがみ

日本帰省時にほぼ毎朝喫茶店で聞ける健康談話、、、

2年前は肝臓が弱ってると言われて半断食と玄米菜食を教えてもらったが、今年はまた違うことをアドバイスしてもらった。


私:「自分が何を食べたら冷えを感じるかはわかったけれど、まだ体はだるいし少し食べただけで目と腰に影響が出るんです。体重も増えないし、、、」

Uさん:「体のどこかが歪んでると気の流れが悪いままだから、食べ物を良くしても効果が出ないよ」

Uさん:「見たところ仙骨が曲がってるから、興味あるなら頭蓋仙骨の講習会があるからおいで。」と言われ、そのとき来る先生の名刺をくださった。「7月に入るとアメリカに行かれるしその後は○○だし、、、とにかく引っ張りだこの先生だよ」


仙骨の重要性は知っていたので、二つ返事で「行きます!」と答えた。だが講習会が待ちきれずに直接先生に電話をしてみた。SIO菜からの紹介であることを告げ、無理に治療の時間をとってもらった。講習会の二日後だ。

2008年7月1日火曜日

日本でやったこと

こちらに着いて9日経過。

1日目:区役所で転入届。学校用上履きを買って、小学校へ挨拶。足りない教科書のチェック。次女の足りない分は長女のでまかなうと言ったにもかかわらず、同じものが支給された。(教科書の無駄使いと思うけどな~。)

2日目:子供は学校初日、私は弓道初日。午後は髪を切る。

3日目:道場で先生に指導を受ける。手の内と勝手、胴作りと離れ、、、ほとんど全部を直された。一年間成長してないってことやね。

4日目:私と次女が午後からダウン。お腹のリズムが整わず、時差ぼけが治らなかったせいだと思う。次女は学校給食で牛乳(仏より乳性分が強い!)だけは残さないように先生から言われ、無理やり飲んでいた。マクロビ実践者にはつらい、、、。よってこの日は吐きまくり。胃が空っぽになっても黄色い胃液吐いていた。その後は犬猫が調子悪いときと同様、昼夜と翌朝何も食べずに学校に行ったが、学校では給食も全部食べたようだ。元気に走って帰ってきた。

5日目:学校からドリルを受け取ったらしく、宿題開始。漢字練習と地獄の単純計算、、、算数はもうちょっと面白い内容にしてくれ~!横で見てても2問で飽きる、、、。

6日目:雨。子供たちは九電エネカンで友達と遊ぶ。私は近くのレストランSio菜で頭蓋仙骨療法の藤牧先生のお話を聞きに行く。助産婦さんの声(最近は羊水がシャンプーのにおいなの。陣痛が起きにくいなど)を例に挙げ、頭と仙骨のつながりと経皮毒の恐ろしさをたっぷり聞きました。(帰宅後、ジョ○ソン&ジョ○ソンのベビーシャンプーで髪を洗ってみたらヒリヒリした。目にもすごくしみた。)

7日目:キャナルとビブレでEASTPAKのバッグを探すが、欲しい大きさはなし。色も希望のものなし。代わりにadidasで靴を買ってやったが、安い!バーゲン+ユーロ高、万歳!!

8日目:人込みを避けるため、必要なものをネットで注文。飯台、風呂敷、椎茸、岩塩、弓道備品などなど。

母親は今週は家の大掃除をしたいらしい。ここ、7月末までに引越しやもんな~。