2008年7月4日金曜日

頭蓋と仙骨の関係

さて、SIO菜での講習会。

「頭蓋と仙骨の関係」

講師:藤牧経乗(ふじまきつねのり)先生


「頭の骨(頭蓋骨)と仙骨は脊髄液が循環しているだけでなく、波のようなリズムでつながっている。一分間に大人なら9~10回、子供ならもっと多い回数揺れているそうだ。だから頭にある数個の骨、背骨、仙骨、のどこかにゆがみがあるとそのリズムがうまくとれずに体が本来の機能をしなくなる。」

次に出産時の話。

「たいていの病院では上半身が少し起きたような分娩台の上で出産するが、これでは仙骨が圧迫され、頭蓋骨とのリズムが狂う。そうすると脳からの指令も狂う。出産に不利な体勢だから、お母さんの負担は大きいはず。子供にはそれがトラウマとなって出てくるケースもある。」


ドキッ!!・・・・・・私はそれ、経験済み。二度目の出産は一度目と13ヵ月半しか離れていないので、とっても楽だったのだが、分娩台にあがってしばらくすると、陣痛がピタッと止まってしまったのだ。ほんとに何もなかったかのごとくピタッと。あの時は踏ん張るリズムが取れず、助産婦さんにリードを取ってもらいながら出産をしたのだ。

先生は「男なので確信持っては言えないけれど、出産時は水中とか蹲踞の姿勢のほうが体への負担が少ないはず」と言われた。

「赤ちゃんは回転しながら出てくる。その細い道を通るためには頭の骨を少しずらして重ねながら出てくる。だから出産時に無理な負担をかける(吸引するとか押し出す方法)のはとても危険なことであり、出産後もとても大切に扱わなければならない。時間をかけて頭の骨を定位置に戻してゆくから。特に頭の上の真ん中(骨がなくて空洞)は絶対押したらだめ。」

「最近は誘発剤などで日時を決めて出産する場合が多いし、陣痛のリズムもおかしい人が多いそうだ。赤ちゃんはお母さんの脳に指令を出して出産日時を前もって決めているのに、突然外部から誘発剤を入れると赤ちゃんもお母さんも準備ができず、トラウマになる。そのショックは例えれば、、、雪景色のきれいな夜、温泉で気持ちよ~~くくつろいでいる時に、突然ドッキリカメラ隊が10人ほど出てきてフラッシュをバシバシやられる感じ。大人でもびっくりするでしょう?お腹の赤ちゃんにもそれだけの負担がかかるってことを覚えていて欲しい。」


この日のまとめ。
「これから出産される方は、出産方法をじっくり検討して決めてください。出産し終わった人は、ご自身と子供さんに何か不自然さを感じたら、それを悲観せずに、取り払えるように努めてください。起こったことは仕方がない。前を向いて行きましょう!」

ちなみに先生のプロフィール
http://ar-ex.jp/ueda/study/study_7.htm
http://www.power-stone.co.jp/page147.html

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