私は
年に1回の家族旅行
をおすすめしています。
一つ屋根に暮らしている
ご家族全員で。
1泊2日ではなく、
一週間。
ホテルや旅館に滞在するのではなく、
キャンプ
もしくは
自炊できるアパートタイプ。
家族旅行をオススメする理由;
1,いつもと違う場所に行くのでリフレッシュできる!
2,勝手が違う場所なので、一緒に【不便さ】が味わえる。
3,【不便さ】を介して、家族それぞれの性格がモロに出る。
4,【不便さ】を感じるから、自宅のありがたみを再確認できる。
5,家族の繋がりが一層強くなる。
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自炊のできるアパートに滞在する場合を想定して、少々解説いたしますね。
1,いつもと違う場所に行くのでリフレッシュできる!
旅行に行く一番の理由はこれでしょうから説明は省きますが、
普段お仕事をされている方は、一週間まるまる休むとリフレッシュ度が全然違います。数日休むのとは格段に違います!
海外旅行でしたら、文化・習慣の違いに驚くばかり。会話をする時も毎回ドキドキだとしたら、仕事のことなんか一瞬も思い出さないかもしれません。
2,勝手が違う場所なので、一緒に【不便さ】が味わえる。
自宅と違って部屋数が少なく、キッチンも小さめ。キッチン道具も限られますし、お買い物もいつも通りにはいきません。
親が普段隠している性格がオモテに出てきます。(^_^;)
さらに、普段は時間帯もバラバラに生活している家族がずーーっと一緒にいるので、トイレやお風呂、着替えに気を使うことになります。
上に掲載したアパートは、食堂、リビング、寝室が兼用です。
昼間はソファー、夜はベッド。
ここでいろいろドラマが生まれます。(^_^;)
3,【不便さ】を介して、家族それぞれの性格がモロに出る。
初日〜3日目ぐらいまでは、この【不便さ】が【新鮮だ】と感じますので、大いに楽しめます。譲り合い精神もあるので、問題なく過ごせます。(^_^)
子どもが意外としっかり対処できると気づくこともあります。(^_^)
ですが、4−5日目になると、様子が変わってきます。
せっかく旅行中なんだから早起きしてあちこち行きたい、とか
せっかく旅行中なんだから朝はのんびりしたい、とか
ここに物を置きっぱなしにするな、とか
ちょっとはこっちも手伝ってよ、とか
今邪魔しないで、とか
今それしたくない、とか
早く寝たいから電気消して、とか
ベッドのままだと狭いし、
ベッドは昼間はきちんとしないと見苦しいし、
ソファーにするのも面倒だし、、、。
それぞれの【エゴ】が表に出てきてしまうんですね〜。(^_^;)
この時点で、
こんな思いするなら
旅行なんて来なきゃよかった。
ヽ(`Д´#)ノ
となることも。
4,【不便さ】を感じるから、自宅のありがたみを再確認できる。
あー、やっぱり狭いアパートはやだな〜。
勝手が違うから居づらいな〜。
みんなのエゴが出てきてやだな~。
早く家に帰りたいな〜。
というの実感すると、普段の生活がいかに素晴らしいかを再確認することができます。
小さい子供でも、
「家にあるあのおもちゃで遊びたい!」
と思うこともよくあるようです。
5,家族の繋がりが一層強くなる。
自宅を恋しく思っても、帰宅まで残り1〜2日となると、心持ちが変わってきます。
せっかく来たんだから残りを楽しもう!という気持ちになるんです。
口に出して確認しなくても、私たちはワンネス。家族なので以心伝心。💖
いつもと勝手が違うところで親がどう対処するのか、子どもはしっかり見ています。
いつもと違う場所で24時間一緒に過ごすので、親も子どもも、お互いを再発見。
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フランスに来て20年。
一週間の家族旅行は
年に一回以上経験しています。
家族4人だけだったり、
義理の家族と合流したり、
日本の家族と一緒だったり、
友達家族と合流したり。
結婚式が絡むと
アパート数も7つだったり8つだったり。(^_^;)
期間も10日だったり2週間だったり。(^_^;)
これは食べれる、これは食べれないとか、
お肉のお鍋はこっちとか、
乳製品のお皿はこっちとか、
流しも「肉用」と「それ以外」と分けて使うとか、
料理の火をつけるのはお祈りの前だったり後だったり、
火を通すなら私が点火しないほうがいいとか、
生で食べるなら私もお手伝いできるとか、
人数やメンバーや宗教にかかわらず、
毎回いろいろ経験しております。
そして、終わってから毎回実感するのが、
家族のつながりが
とっても強くなる
ということです。
これが家族旅行の
最大のメリット
だと思っております。(^_^)
フランスのバカンス施設は一週間単位で借りることがほとんどです。
土曜日にチェックイン、次の土曜日にチェックアウト。
最近は民泊もしやすくなってきておりますので、airbnbなどを利用されるのもいいかと思います。
旅行に行こうかどうしようかと迷っていらっしゃる方の参考になればと思って書きました。
ありがとうございます。
m(_ _)m
余談ですが、、、
私はフランスで思春期に荒れる少年少女にほとんど出会ったことがありません。タバコもお酒も年齢制限がない(*)というのもあると思いますが、私はそれ以外にも【家族のつながりが強い】ことも理由の一つだと思っています。
毎年バカンスを取り、山や海で一週間、家族や親戚、友人家族と一緒に過ごすことによって、人間関係の様々な面に触れられる。これは生きていく上で大きな財産になると思います。
*タバコ、アルコールの購入は18歳以上でないといけません。