フランス人からの質問で私が一番怖がっていたこと①
の続きです。
昔の私とフランス人との会話
« アナタガ ヤッテイルコトハ ナーニ? »
« エッ? オクサン ト オカアサン ノオシゴト ダケナノ? »
« アナタ ジシン ッテイウノハ ナイノ? »
こんなやり取りを何度も経験して、私が気づいた自分像は
ナーンダ、ツマラナイヒト。。。
そして、
ワタシニハ ミリョクガ ナイ
というものでした。
奥様業と母親業は頑張っているけど、
« 自分のやりたいことに生きていない »
この思い込みは、その後の私を大きく縛りつけました。
まず、
「私のやりたいことって何?」
という問いに答えが出せませんでした。
【やるべきこと】はたくさんある。
それをやるのが私の役割なんだから、
それらがなくならない限り、
それらがなくならない限り、
自分のやりたいことなんてできないでしょ。
やっぱり
母親業と奥様業を優先して
やらねば。
母親業と奥様業を優先して
やらねば。
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その後も初めて会うフランス人からは
« アナタガ ヤッテイルコトハ ナーニ? »
という質問が容赦なく続きました。
またきたよ~。(-_-)
またバカにされるよ〜。((-_-))
・・・・・・・・・・・・・・・・・
奥様業と母親業しかできない奴
と思われたくなくて、
私は
私は
「日本とフランスの橋渡しをしています。」
と答えるようになりました。
細々とですが留学生のトラブル解決や翻訳などをしていたので、
あながち嘘ではありませんでした。
ですが当時の私は完璧主義者でしたので、(^_^;)
プロとして堂々とお金を頂いていたわけでもないのに、
日仏の橋渡しをしています、と言うなんて、
私は嘘つきだー。
と思っていました。
でも嘘でもそう言っておかないと、
私が無能者と見られてしまう。
それだけは何としてでも避けたかった。
仏文卒でもないし、フランス語レベルもまだまだ。
日本での学歴は通用しないし、
会社で培った営業力も、言葉が不自由なら無意味。
子どもを預かってくれる身内は、遠く離れたParisか日本。
日本での学歴は通用しないし、
会社で培った営業力も、言葉が不自由なら無意味。
子どもを預かってくれる身内は、遠く離れたParisか日本。
ネガティブ要素なら事欠きませんでした。(^_^;)
自分のいいところなんて全然見つけられないのに、
それでも自分を守るためにフランス人に宣言できることは
【日仏の橋渡し】
それしかなかった。
本当にそれしかなかった。
(¯―¯٥)
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フランス人から見下されるのが嫌で、
見栄を張って宣言してみる。
でも嘘っぽく感じてまた自己嫌悪。
この悪循環はいつまでも続きました。
ここから抜け出すにはどうしたらいいのか?
見栄を張って宣言してみる。
でも嘘っぽく感じてまた自己嫌悪。
この悪循環はいつまでも続きました。
ここから抜け出すにはどうしたらいいのか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・
当時の私が出した結論は、
嘘ではなく堂々と宣言できるように、
日仏の橋渡しを
「もうちょっと本格的にやろう!」
ということでした。
(続く)
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