2017年5月29日月曜日

弓の梱包① Voyage avec des arcs japonais

Voici une idée de l'emballage des arcs japonais pour l'avion.

【国際線搭乗時の弓の梱包について】

欧州〜日本間は縦・横・高さの合計が300cm以内という航空会社もありますし、地方便で小型飛行機になるともっと制限される場合がありますので、事前にきちんと確認することをおすすめいたします。


私はここ数年はこの方法で梱包しています。

- 家庭用プール・INTEXのホース(竹弓用)
- 包帯(幅広で長いものを5−6個)
- 厚手の弓袋(ハンドメイド)
- 引っ越し用ラップ

今回は竹弓2張、カーボン1張、グラス2張です。

竹弓は形がそれぞれ違いますので包帯で丁寧に巻き、できるだけ成りをあわせます。
カーボン弓とグラス弓の2張も包帯で巻いて成りをあわせます。
5張まとめてさらに包帯で巻きます。これでかなり頑丈になります。
太くなった弓に矢筒も巻きつけます。






竹弓はホースの中に。
















包帯巻きつけ終了。正面から撮影。



















側面。













ラップで全部を包んでみました。





ラップは上下だけの時も。
















重   量 : 7,5 kg
サイズ : 260cm x 15cm x 20cm。

Air Franceはイレギュラーサイズでも3Dが300cm、8kgまでということなのでギリギリセーフです。

別料金、片道80€かかります。

何か聞かれたときのために、スポーツ用品と証明できるもの(大会申込書、連盟パスポート、写真など)も常に携行しています。




どなたかのお役に立てば幸いです。
m(_ _)m






2016年11月25日金曜日

フランス人からの質問で私が一番怖がっていたこと③ 仮の自分像が本当の自分になる



フランスに来て数年間、

私は


奥様業と母親業以外に自分のやりたいことが特になかった。


というか、


それだけで既に充実していたし、

それ以外のことをやるなんて

考えてもいなかった。



そんな私にとって、

フランス人からの質問;

« アナタガ ヤッテイルコトハ ナーニ? »

は、とても怖いことでした。



自分が無能であること、

私自身というものがないということ

を見せつけられるような恐怖。


(今考えると私の勝手な思い込みだったのですが、)



当時の私はそれが精一杯。



無意識のうちにササッと蓋をして、完全防御。


心が空っぽだということを見ないようにしておりました。




フランス人に私の存在価値を認めてもらうために、

私は日仏の架け橋をする

という道を選びました。


それ以外にできることはないんだから、

とにかく実績を作らないと!!


(ここまでが①と②のまとめです。)

・・・・・・・・・・・・・


そう決めてから私は、困っている人がいると、即飛んでいき、ご相談に乗っておりました。


- 2時間ほどお話するだけで心が楽になった方。

- たった一度バスの乗り方をお教えしただけでフランス生活が劇的に変わった方。

- 大家とのトラブルも話してみたら大したことなく穏便に解決できた方。

- 手足がしびれていたけど、すぐ病院に連れて行けたので、大事に至らなかった方。

- 息苦しいから救急車を呼んで欲しいと言われたけれど、話している間に落ち着かれた方。

などなど


少しずつ実績が増えていきました。


それと同時に

フランス人にも

以前よりは自信を持って

「日仏の架け橋をしています。」


と言えるようになりました。



「こんな私でも、人の力になれるんだ!」


と、自分の中にも充実感がうまれてきました。

・・・・・・・・・・・・・


私のことを占ってみると、


誠実、信頼、真剣、責任感、嘘が嫌い

などの文字が頻繁に出てきます。

そういう性格もありまして、


日仏の橋渡しを何年も何年もやり続けているうちに

友人・知人にも信頼していただけるようになりました。


「お子さんについての相談事?とりあえずむっちゃんに連絡を。」

「フランス人とのトラブル?それもまずはむっちゃんに連絡を。」


という状況になっていきました。





ご相談の依頼はどんどん増えていきました。(⌒▽⌒)




内容も多岐にわたってきました。

- 同行通訳

- 翻訳(特に武道関連)

- 子育て相談

- 日仏言語教育相談

- 日本語個人レッスン

- パソコンメンテナンス(仏日)

- パソコン修理・部品交換

- 日本語書籍預かり・貸し出し

- 日仏関連イベント補助

- イベント宣伝

- 水道・電気などの簡単な修理(主人と)



我が家は何でも屋さんになりつつありましたが、

自分にできることがある!という充実度も

どんどん増えていきました。(^_^)


(続く)


フランス人からの質問で私が一番怖がっていたこと② 他人から見た自分像を作って自己防衛




フランス人からの質問で私が一番怖がっていたこと①
の続きです。



昔の私とフランス人との会話


« アナタガ ヤッテイルコトハ ナーニ? »

« エッ? オクサン ト オカアサン ノオシゴト ダケナノ? »

« アナタ ジシン ッテイウノハ ナイノ? »



こんなやり取りを何度も経験して、私が気づいた自分像は


ナーンダ、ツマラナイヒト。。。


そして、


ワタシニハ ミリョクガ ナイ 


というものでした。







奥様業と母親業は頑張っているけど、


« 自分のやりたいことに生きていない »





この思い込みは、その後の私を大きく縛りつけました。





まず、

「私のやりたいことって何?」

という問いに答えが出せませんでした。




【やるべきこと】はたくさんある。



それをやるのが私の役割なんだから、


それらがなくならない限り、


自分のやりたいことなんてできないでしょ。


やっぱり

母親業と奥様業を優先して


やらねば。



・・・・・・・・・・・・・・・・・


その後も初めて会うフランス人からは

« アナタガ ヤッテイルコトハ ナーニ? »


という質問が容赦なく続きました。



またきたよ~。(-_-)

またバカにされるよ〜。((-_-))




・・・・・・・・・・・・・・・・・


奥様業と母親業しかできない奴


と思われたくなくて、


私は


「日本とフランスの橋渡しをしています。」


と答えるようになりました。



細々とですが留学生のトラブル解決や翻訳などをしていたので、

あながち嘘ではありませんでした。



ですが当時の私は完璧主義者でしたので、(^_^;)

プロとして堂々とお金を頂いていたわけでもないのに、

日仏の橋渡しをしています、と言うなんて、


私は嘘つきだー。


と思っていました。




でも嘘でもそう言っておかないと、

私が無能者と見られてしまう。

それだけは何としてでも避けたかった。




仏文卒でもないし、フランス語レベルもまだまだ。


日本での学歴は通用しないし、

会社で培った営業力も、言葉が不自由なら無意味。

子どもを預かってくれる身内は、遠く離れたParisか日本。

ネガティブ要素なら事欠きませんでした。(^_^;)


自分のいいところなんて全然見つけられないのに、

それでも自分を守るためにフランス人に宣言できることは


【日仏の橋渡し】



それしかなかった。


本当にそれしかなかった。

(¯―¯٥)





・・・・・・・・・・・・・・・・・

フランス人から見下されるのが嫌で、

見栄を張って宣言してみる。

でも嘘っぽく感じてまた自己嫌悪。


この悪循環はいつまでも続きました。




ここから抜け出すにはどうしたらいいのか?





・・・・・・・・・・・・・・・・・

当時の私が出した結論は、

嘘ではなく堂々と宣言できるように、

日仏の橋渡しを


「もうちょっと本格的にやろう!」


ということでした。

(続く)



フランス人からの質問で私が一番怖がっていたこと①


1995年秋、フランスへ留学しました。そのあと、今の主人と出会って結婚、そして第一子、第二子の誕生。
たった2年4ヶ月の間にこれほど多くの出来事を経験しました。

初めの頃はまだフランス語に不慣れでしたが、日々を充実させるために一生懸命努力しました。徐々に友人やママ友もでき、自身の奥様業や母親業に満足感を感じるようになりました。

しかし、私にとってそれだけでは十分ではありませんでした。フランスで初めて出会った人々からはさまざまな質問を受けました。「あなたはどこの国から来ましたか?」「日本のどこ出身ですか?」「フランスに来てどのくらい経ちますか?」「プロバンスでの生活はどうですか?」「日本が恋しくないのですか?」そして、最後に「あなたは何をしているのですか?」

当時の私は「主人は平日はパリで働いていて、子供たちも年子でまだ小さいので忙しくて…」と軽い気持ちで答えていました。しかし、この答えを聞くと、何人かのフランス人はがっかりしたような表情を浮かべ、会話が途切れることがありました。まるで私に興味を持たなくなったかのように感じられました。

日々楽しく充実していたけれど、子育てに忙殺される日々で自分自身のやりたいことにはなかなか時間を割くことができませんでした。私は一生懸命生きているのに、自分の魅力を発揮できていないとフランス人たちに思われていたのです。

(...と私が勝手に思い込んでいたのですが、それに気づくのはこれから15年以上先のことでした。)

続きは次回。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

皆さまへの感謝の気持ちでいっぱいです。


自分軸と天命を大切にし、ご家族や友人の自己成長をも支え、ともに国際的な人生まで導きます!




2016年11月23日水曜日

子どもと日本語環境。


【子どもには日本語を話すようになってもらいたい。】



国際結婚のご家庭では一番に考えることだと思います。



そのためには何ができるのか?


とりあえず思いつくことは、

常に日本語で話す。
日本に頻繁に帰省する。
日本語でたくさん遊ぶ。(本、DVD,Youtube etc)
日本人のお友達を作る。
日本語の家庭教師をつける。
ベネッセの教材で楽しく学んでもらう。

などでしょうか。



子どもたちが成人し、日本語能力試験の1級にも合格した今、


一番大切だったことは別のことじゃないかと感じています。



それは、、、


【周りにいるフランス人を
日本ファンにする!】




パートナーはお子様が日本語を学ぶことに異論はないとは思います。

でもそのご両親は?

ご親戚はいかがでしょうか?

学校のお友達は?

学校の先生は?



もしご近所や学校で「アジア人だ~」と指をさされるような経験をしてしまった場合、お子様はアジア人であることを隠そうとするかもしれません。



フランスでお弁当を持っていく場合、

お子様はおむすびを持っていきたいでしょうか?

お箸は?


「日本のお弁当は見られるし、いちいち説明するのが面倒だから嫌だ。」

「みんなと同じサンドイッチにして。」

「おむすびは恥ずかしいからやめて欲しい。」

ということはないでしょうか。



それらはもしかしたら


日本人であることを隠したがっているサイン


かもしれません。




「日本人であることが恥ずかしい」




たとえ無意識でもお子様がそう思っているのなら、

家庭での日本語にも消極的になってしまいます。


・・・・・・・・・・・・・・

うちの子どもたちはは現地校の校長先生のおかげで、アジア人だと指を刺される前に先手を打つことができました。


何をしたかというと、、、


小学校全クラスに
日本文化を発信

しました。

























折り紙
お習字
日本語での挨拶
日本の歌を合唱
日本の小学校の様子を紹介
地震についてのお話(高学年)
弓道デモンストレーション
日本昔話



日本人留学生、日本好きのフランス人、合わせて7-8人が、

5日間毎日小学校に行き、

各クラスを訪問して日本を体験してもらいました。




質問タイムを設けると、みんな一斉に手を挙げます。

休み時間になってからも質問攻めでした。





最終日に全生徒からお礼をいただきました。その一つ。お習字体験で書いた字がここに!(¯―¯٥)











毎日日本を紹介しましたので、

フランス人の子どもたちも

毎晩両親に日本のことを話していたはずです。




身体も声もくたくたになった5日間でしたが、

終わった後の反応がものすごかったです。



子どもたちは、私を遠くからでも見つけて挨拶をしてくれるようになりました。


ご両親からも、

「子どもが生き生きして日本のことを話してくれた。私もとても嬉しい。本当にありがとう」

と何度言われたことでしょう。



うちの2人も学校でしばらくは質問攻めだったようです。

「折り紙やって~!」

「教えて~!」

「私の名前を日本語で書いて~!」

「日本の小学校ってどんな感じ~?」


そして、

わが家に遊びに来たいフランスのお友達が

ドーーーーンと増えました。

お誕生日会にも毎回20人。

(^_^;)



・・・・・・・・・・・・・・

まとめ。

この経験なくして我が家の子どもたちの日本語教育は成り立たなかったと思っています。


この経験があったからこそ、子どもたちは

安心して

日本語や日本文化に取り組むことができた


と確信しています。



日本語を学ぶには本や教材などの【道具】も大切だとは思いますが、


その前に、


時々は



お子様が心から安心して取り組める環境ができているかどうかに目を向けてみるのもいいかと思います。



お読みいただきありがとうございます。

私の経験がどなたかのお役に立てば幸いです。
m(_ _)m

2016年11月22日火曜日

予習禁止( ゚д゚)??

フランスの小学校で驚いたこと。

1,宿題が規則で禁止されていると言われたこと。

2,予習をさせないでくださいと言われたこと。




宿題がないことのメリットについて、私が思うことはこちらに書いています。

【子どもの余白時間】

(↑別ウィンドウで開きます。)



・・・・・・・・・・・・・・・・



予習をさせないことについて。


フランスでは小学校から高校まで、教科書は一年間【貸与】されます。

つまり学校の持ち物。

透明のブックカバーをつけて大切に扱います。

私立の学校では保証金を前払いしておきます。
100ユーロぐらいだったかな?
学年末にきちんと返却したら、そのお金は戻ってきます。

学校のものなので、書き込み禁止です。




小学校のうちは、教科書は自宅には持って帰れませんでした。


つまり、


予習をしたくてもできない。


わが家の子どもたちは家では日本語中心の生活なので、他の子供に比べて

フランス語レベルが低かった。(^_^;)


絵本も日本語オンリーだったので、

フランス語の本なんて、

殆ど持っていなかった。(^_^;)



なので、小学校の授業に遅れないように、

予習はちゃんとやらせよう!

とずっと思っておりました。




なのに、




学校の先生は学校初日に、


予習禁止令

を出しました。




( ̄▽ ̄;) ナ、ナゼ?



フランスに住んで5年は過ぎていて、いろんなカルチャーショックを体験してはいましたが、

勉強したくてもさせないような発言には納得がいかず、先生に質問しました。


「ナゼ ヨシュウ シタラ ダメナンデスカ?」




先生の回答はこうでした。


授業は新しい発見の場であって欲しい。

もし「あ、それ知ってる。」と思ってしまったら、それ以上知ろうと思わなくなる。

そっぽを向いてしまう。

授業を聞かなくなるから、退屈になる。



子どもは新しい発見が大好き。

だから、授業は

「へぇー!そうなんだ!」

と思える場にしたい。


そのほうが子どもたちの目も輝いているし、

教室内が明るく、楽しくなる。

次の日もまた来たくなる!


だから、


家での予習はさせないでほしいんです。


お兄ちゃんお姉ちゃんがいる場合、

「あー、それやったよー。こうなるんだよねー。」

などと解説させないでください。


ということでした。




初日に教科書が渡され、各自でブックカバーをつけるために自宅に持って変えるのですが、

「子どもには中身は見せず、ご父兄がカバーを付けてください。」

という徹底ぶりでした。



・・・・・・・・・・・・・・・・

フランスの小学校でも全員が同じ考えではないと思います。

うちの子どもたちはいい先生にあたったと思っています。




小1でも留年があるフランスですが、二人とも毎年次の学年に進級しておりました。



家では相変わらず日本語の本ばかりでしたが、それでも5年間の小学校生活は無事に終了できました。


フランスはバカンスが多いので、学校に行く日数は日本の子どもたちと比べると30日ほど少ないです。音楽、芸術の時間も少ないです。
そのへんは各家庭が担うことになります。


学校には音楽室も理科室も家庭科室もありません。放課後の部活もありません。図書室も信じられないくらい小さいです。


授業参観もありません。

運動会も文化祭もありません。

(PTA役員も希望者のみ。日本のように親が担う仕事は殆どありません。✨)



日本の学校に比べると味気ないな〜と思ったことも多々ありますが、


うちのこどもたちが成人になった今、


勉強勉強とガツガツしないでいい環境で子育てができたこと、

留年しても全然恥ずかしいことではなく、

飛び級しても別にフツーの出来事で、

フランス語がちょっと下手でも

「日本語があるじゃない!」

と褒めてくれる先生に見守られながらのフランスの小学校生活は、



本当に宝物だったと

私は思っています。



お読みいただきありがとうございました。
(^_^)



★ 因みに中学校は予習禁止ではありませんでしたが、復習だけで時間に追われるほどでした。(^_^;)



【一週間の家族旅行】のすすめ。

私は

年に1回の家族旅行

をおすすめしています。



一つ屋根に暮らしている

ご家族全員で。




1泊2日ではなく、

一週間。



ホテルや旅館に滞在するのではなく、

キャンプ

もしくは

自炊できるアパートタイプ。




























家族旅行をオススメする理由;

1,いつもと違う場所に行くのでリフレッシュできる!

2,勝手が違う場所なので、一緒に【不便さ】が味わえる。

3,【不便さ】を介して、家族それぞれの性格がモロに出る。

4,【不便さ】を感じるから、自宅のありがたみを再確認できる。

5,家族の繋がりが一層強くなる。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


自炊のできるアパートに滞在する場合を想定して、少々解説いたしますね。


1,いつもと違う場所に行くのでリフレッシュできる!

旅行に行く一番の理由はこれでしょうから説明は省きますが、

普段お仕事をされている方は、一週間まるまる休むとリフレッシュ度が全然違います。数日休むのとは格段に違います!

海外旅行でしたら、文化・習慣の違いに驚くばかり。会話をする時も毎回ドキドキだとしたら、仕事のことなんか一瞬も思い出さないかもしれません。



2,勝手が違う場所なので、一緒に【不便さ】が味わえる。

自宅と違って部屋数が少なく、キッチンも小さめ。キッチン道具も限られますし、お買い物もいつも通りにはいきません。

親が普段隠している性格がオモテに出てきます。(^_^;)

さらに、普段は時間帯もバラバラに生活している家族がずーーっと一緒にいるので、トイレやお風呂、着替えに気を使うことになります。


上に掲載したアパートは、食堂、リビング、寝室が兼用です。
昼間はソファー、夜はベッド。
ここでいろいろドラマが生まれます。(^_^;)



3,【不便さ】を介して、家族それぞれの性格がモロに出る。

初日〜3日目ぐらいまでは、この【不便さ】が【新鮮だ】と感じますので、大いに楽しめます。譲り合い精神もあるので、問題なく過ごせます。(^_^)

子どもが意外としっかり対処できると気づくこともあります。(^_^)


ですが、4−5日目になると、様子が変わってきます。

せっかく旅行中なんだから早起きしてあちこち行きたい、とか
せっかく旅行中なんだから朝はのんびりしたい、とか
旅行中なんだから夜更かししたい、とか

ここに物を置きっぱなしにするな、とか
ちょっとはこっちも手伝ってよ、とか
今邪魔しないで、とか
今それしたくない、とか
早く寝たいから電気消して、とか
ベッドのままだと狭いし、
ベッドは昼間はきちんとしないと見苦しいし、
ソファーにするのも面倒だし、、、。


それぞれの【エゴ】が表に出てきてしまうんですね〜。(^_^;)




この時点で、

こんな思いするなら
旅行なんて来なきゃよかった。

ヽ(`Д´#)ノ

となることも。





4,【不便さ】を感じるから、自宅のありがたみを再確認できる。

あー、やっぱり狭いアパートはやだな〜。

勝手が違うから居づらいな〜。

みんなのエゴが出てきてやだな~。

早く家に帰りたいな〜。


というの実感すると、普段の生活がいかに素晴らしいかを再確認することができます。



小さい子供でも、

「家にあるあのおもちゃで遊びたい!」

と思うこともよくあるようです。




5,家族の繋がりが一層強くなる。

自宅を恋しく思っても、帰宅まで残り1〜2日となると、心持ちが変わってきます。

せっかく来たんだから残りを楽しもう!という気持ちになるんです。

口に出して確認しなくても、私たちはワンネス。家族なので以心伝心。💖


いつもと勝手が違うところで親がどう対処するのか、子どもはしっかり見ています。

いつもと違う場所で24時間一緒に過ごすので、親も子どもも、お互いを再発見。


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フランスに来て20年。

一週間の家族旅行は
年に一回以上経験しています。


家族4人だけだったり、
義理の家族と合流したり、
日本の家族と一緒だったり、
友達家族と合流したり。


結婚式が絡むと
アパート数も7つだったり8つだったり。(^_^;)

期間も10日だったり2週間だったり。(^_^;)


これは食べれる、これは食べれないとか、
お肉のお鍋はこっちとか、
乳製品のお皿はこっちとか、

流しも「肉用」と「それ以外」と分けて使うとか、


料理の火をつけるのはお祈りの前だったり後だったり、
火を通すなら私が点火しないほうがいいとか、
生で食べるなら私もお手伝いできるとか、


人数やメンバーや宗教にかかわらず、


毎回いろいろ経験しております。




そして、終わってから毎回実感するのが、

家族のつながりが
とっても強くなる

ということです。



これが家族旅行の

最大のメリット

だと思っております。(^_^)



フランスのバカンス施設は一週間単位で借りることがほとんどです。
土曜日にチェックイン、次の土曜日にチェックアウト。


最近は民泊もしやすくなってきておりますので、airbnbなどを利用されるのもいいかと思います。



旅行に行こうかどうしようかと迷っていらっしゃる方の参考になればと思って書きました。

共感してくださる方がいらっしゃれば嬉しいです。

ありがとうございます。
m(_ _)m







余談ですが、、、

私はフランスで思春期に荒れる少年少女にほとんど出会ったことがありません。タバコもお酒も年齢制限がない(*)というのもあると思いますが、私はそれ以外にも【家族のつながりが強い】ことも理由の一つだと思っています。


毎年バカンスを取り、山や海で一週間、家族や親戚、友人家族と一緒に過ごすことによって、人間関係の様々な面に触れられる。これは生きていく上で大きな財産になると思います。


*タバコ、アルコールの購入は18歳以上でないといけません。