2009年3月29日日曜日

春の結婚式


先週の土曜日、マルセイユ14区の市役所の庭で行いました。

新郎新婦は日本が大好き。旦那様は弓道仲間で好きな本は「古事記」だそうです。神主さんはご実家が神社で、彼女自身もちゃんと資格持ってる方。

3ヶ月ほど前に「神道式の結婚式をやりたい」と言われたときは、よくある質問だけで実際にはやらないだろうと思っていたけれど、神主さんから出される「必要なものリスト」を少しずつ、でもきちんと準備してくれ、実現することができました。

お手伝いしていてとっても嬉しかったです。嫌々のボランティアも多いけれど、こんなに気持ちを楽にお手伝いできたのは久しぶりかも。これ、新郎新婦と神主さんをはじめ、その周りの方々のおかげと思う。素敵な経験させていただき、ありがとう。



夜のパーティーはフランス式。でもテーブル毎にHokkaido Shikoku Kyusyu Yakushimaなどと日本の地名がつけてあるという懲りよう。「当たり前だよ。僕たちの結婚式のテーマはJAPONなんだよ!!」と言われてしまいました。

一皿食べたらちょっとダンスや出し物があるのですが、今回は新婦のご家族(約10人)がたくさんの寸劇を用意していて、大笑い。楽しかった~~!それだけではなく息子にささげる母の詩もあって、、、泣けました。そうそう、新婦はダンス教室の先生で、友人たちと踊る姿を見てるだけでもうっとりしてしまいました。


19時から始まって何時まで続いたのかはわかりません。私たちが2時にさよならして帰ってきました。「あら、まだ見てもらいたいものが2~3つはあるのに、、、」とだいぶ引き止められましたけどね。

翌日は遠くから来てくれた招待客と一緒にEstaque散策。なぜEstaque? 新郎が初めて東京に行ったとき、美術館でセザンヌの絵を見たそうです。「Estaqueの近くに住んでいるのに、そこが題材になってるセザンヌの絵を偶然にもTokyoで見た!」という感動からの企画だそうです。

新郎は今年に入ってから弓道への意気込みが変わって来てます。今年だけでなく、ずっとずっとそうであってほしいです。そしていい家庭を作ってね。

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