自分の名前を漢字で書けるようになった頃は、それが自慢だったうちの娘たち。だがそれを見て驚いてくれる大人が周りにいなくなると、、、当然のことながら飽きた。
親子一緒に楽しくお絵かきをしているとき、子供の絵の横に、『車』『お人形』などと漢字を添えて遊んでいたが、「へぇ~、これも漢字で書けるんだ」 と喜んでくれることもあった。別にムリに覚えさせようとしたわけではない。漢字の存在を知ってもらいたかったのだ。だがしばらくすると、「変なの書かないで!」 と怒られるようになった。 ・・・(-_-メ)
漢字アレルギーになる前に漢字に親しんでもらいたいのだが、どうしたらいいか・・・。
いろいろ考えて試したあとに、私はゲーム方式がいいと結論を出した。
さて、何を使おうか?と、家の中を探してみた。そして納屋の奥で漢字カードを見つけた。数年前に旦那が日本で買ったものだ。小学生レベルの漢字が約200枚。手のひらサイズで漢字一文字と、その横にその絵がついている。(カードの下半分には7ヶ国語で意味が書いてある)
このカードをどう使おうか?・・・あれこれ考えているうちに『漢字ビンゴ』を思いついた。同じカードを見せながら、漢字だけのビンゴ表に○をつけていくのだ。早く○を一列作った人が勝ち。
このゲームは大当たり!○をつけるのが楽しいのか、何度もリクエストを受ける定番ゲームとなった。私がカードを選び、「はい、次は『くるま』です。『車』を探してくださ~い。『車』ですよ。『車』『車』・・・『車』はあるかなぁ~~?」と読み方をブツブツと、何度も何度も唱えた。その横で子供たちは私が見せるカードの『車』の字を見ながら、自分のビンゴ用紙の中に『車』の漢字を探すのである。
効果抜群!!4~5回繰り返すと漢字だけを見せても「あ、これは『くるま』だね。」と言えるようになった。短期間にたくさんの漢字を覚えてくれた。
その後は家の本棚を見ながら知っている漢字を探して、「これ知ってる!」と言うようにもなった。私が読書をしていると、「一緒に見ていい?」 と本を覗くようにもなった。そして知っている漢字があると喜んだ。
写真1:おもしろい漢字カード 1―KANJI FOR FUN 1
アプリコット社
写真2:漢字ビンゴ用紙 (使用ソフトはこちら。使い方はこちら。)
お読みいただきありがとうございました。
m(_ _)m