数年前、2月中旬~3月末に里帰りをしたときのこと。毎年お世話になったところで長女が卒園式を経験した。今回はその話を少し。
例年通り、フランスから帰省した翌日にW幼稚園に顔を出した。「あら、久しぶりね。また来たの。」と気さくな挨拶。10ヶ月という時間を感じさせないものだった。しかし園の子供たちはひとまわりもふたまわりも大きくなっていた。
卒園式は3月14日。準備は着々と進められているようで、学校からは
「卒園式に参加しますか?」
「参加されるなら卒園証書はどうされますか?」
「卒園写真は?」
「記念品は?」・・・。
この幼稚園には合計で4ヵ月半ほどしか通っていないので“卒園”とはいえないのだが、せっかく卒園式という‘フランスにはない’セレモニーに参加できるのなら、皆と同じようにしてあげたいと思うのが親である。
「他の子と同じようにしてください。」と返事をした。
すると、
「卒園証書は1600円、写真は400円、記念品のマグカップは200円、それから、、、。」
と、一品一品の値段表を渡された。そっか、タダじゃないのかぁ。一括でいくらと言ってもらった方がありがたいのだが、最近は「詳細がわからないと何に使っているのか分からない」と、父兄から苦情がくるそうだ。
因みに式で頂いたものは、
カラー写真入り卒業証書(例の丸い筒とともに受け取るのかと思っていたが、真っ赤で頑丈な額に入ったものであった=そのまま飾れる。)
クラス写真
子供の直筆入りマグカップ
クラス全員が自分の似顔絵を書き、それをプリントした布製手提げ
紅白饅頭(これだけは昔と同じ。懐かしかった。)
思い出アルバム(歌、行事、みんなの絵、連絡先etc.)
3年間の思い出が詰まったDVD
日本の幼稚園って何かと準備が大変そう・・・。
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